2021.11.09
11月7日、各地でB1リーグ第6節が開催され、広島ドラゴンフライズは島根スサノオマジックと対戦。オフに積極補強で注目を集めた両クラブの今季初対決、“中国ダービー”ということで注目を集めたが、GAME1は102−81で島根が先勝した。
ティップオフ直後は広島に0−9のランを許し14点ものリードを許した島根。しかし、リード・トラビス、安藤誓哉、ニック・ケイの得点で逆襲を開始する。すると、反対に13−0のランに成功。最初の10分を22−23の1点ビハインドとした。
第2クォーターに入ると、激しい点の取り合いが繰り広げられる。この日絶好調の広島、寺嶋良にこのクォーターだけで7得点を奪われるなど34得点を献上。しかし、島根はトラビスが12得点を挙げるなどして対抗し、前半を51−57の6点ビハインドで終えた。
後半に入り、得点ペースが落ちた広島に対し、島根が主導権を握る。残り3分38秒にはトラビスの3ポイントシュートで逆転に成功。ここから一進一退の展開となり最終クォーターに入っていく。
第4クォーターはリードチェンジが繰り返される目まぐるしい展開となる。残り17秒、島根は阿部諒が速攻からバスカンを決めるも、ボーナススローを決められず、2点リードで最後のディフェンスに。しかし、ここで広島は寺嶋のアシストを受けたニック・メイヨが同点のジャンプシュートを沈め、試合は延長戦に突入した。
勝負を決める5分間、ここせ島根は金丸晃輔が2本の3ポイントを含む7得点をゲット。トラビス、安藤も確実にシュートを決めて17得点をマーク。広島のオフェンスを振り切って勝利した。
今節2連勝した島根はトラビスが35得点18リバウンド、安藤が24得点7アシストとチームをけん引。対する広島は寺嶋が25得点13アシストのダブルダブル、辻直人が4本の3ポイントを含む21得点、メイヨが20得点を挙げるも、勝利まであと一歩届かなかった。
■試合結果
広島ドラゴンフライズ 109-113 島根スサノオマジック(@エフピコアリーナふくやま)
広島|23|34|16|23|13|=91
島根|22|29|23|22|17|=87
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