2021.12.30

【広島vs富山】3連勝を狙うホームの広島、勢いを加速させるため朝山正悟の躍動に期待

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

広島ドラゴンフライズ vs 富山グラウジーズ(@エフピコアリーナふくやま)
第1戦:1月1日13時35分 第2戦:1月2日14時5分

 エフピコアリーナふくやまでの2022年最初のゲームは、広島ドラゴンフライズ富山グラウジーズによる2連戦。現在2連勝中の広島は、前節行われた滋賀レイクスターズ戦で92-67の圧勝を収めた。第1クォーターからトーマス・ケネディニック・メイヨの活躍で29得点を奪うと、次の10分間は失点を15点に留めリードを拡大。第4クォーターでも22-10と突き放した。この試合ではケネディが計23得点で攻撃をけん引したほか、新加入の井手拓実がデビューし初得点を記録したことも明るいニュースとなった。

 12月は7勝3敗と大きく勝ち越した広島は、途中加入した若手選手たちも周りへいい刺激を与えていることだろう。この勢いをさらに加速させるために、今節はベテランの朝山正悟が存在感を放つ姿を期待したい。

 一方、前節は敵地で千葉ジェッツとの2021年最終戦を戦った富山は、64-105で完敗。最初の10分間で14-27とされると、続く第2クォーターも14得点に留まり前半で19点ビハインド。第3クォーターでは計33得点を献上し、攻防ともに振るわなかった印象だ。得点源であるジュリアン・マブンガのプレータイムは、今シーズン最短の18分55秒で11得点に終わった。

 広島戦勝利へ向け、富山はエースの復調にも期待がかかるが、宇都直輝阿部友和らの中心選手がチームをけん引し、仕切り直しを図りたいところ。辻直人アイザイア・マーフィーを抑えるには水戸健史の働きもカギとなるだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・広島(HC:カイル・ミリング)
寺嶋良
トーマス・ケネディ
朝山正悟
辻直人
青木保憲
アイザイア・マーフィー
船生誠也
グレゴリー・エチェニケ
チャールズ・ジャクソン
中村拓人 ※特別指定
柳川幹也
渡部琉 ※特別指定
佐土原遼
ニック・メイヨ
井手拓実

・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

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