2021.12.30

【群馬vs宇都宮】開幕節では群馬が連勝、勝敗を左右するのはジョーンズvs遠藤祐亮の行方

フリーライター

群馬クレインサンダーズ vs 宇都宮ブレックス(@ALSOKぐんまアリーナ)
第1戦:1月1日15時5分 第2戦:1月2日15時5分

 今シーズンの開幕節で激突した群馬クレインサンダーズvs宇都宮ブレックスのカードが、新年一発目に再び組まれた。ブレックスアリーナ宇都宮で行われた互いの初陣は、昇格組の群馬が2試合連続の延長戦を制して連勝を収めた。今回の舞台はALSOKぐんまアリーナ。リベンジに燃える宇都宮か、それともホームの群馬か。年明け早々、白熱した展開が繰り広げられそうだ。

 前節はともに黒星。群馬はレバンガ北海道のホームに乗り込んだが、106失点とディフェンスが崩壊。攻撃ではマイケル・パーカーが23得点、トレイ・ジョーンズが31得点を挙げて96得点を記録したものの、ショーン・ロングに2試合連続となる40得点超えの活躍を許したことが最大の敗因となった。

 アリーナ立川立飛でアルバルク東京と相まみえた宇都宮は、66-69で競り負けた。試合は終始拮抗したが、残り52秒からセバスチャン・サイズライアン・ロシターに連続得点を許して5点ビハインド。終了間際にもフリーフローを献上し、あと一歩及ばなかった。

 ケガ人を抱える群馬の前節のロスターは10名。宇都宮も比江島慎が3試合連続で欠場中など、互いにベストメンバーが組めていない状況が続く。その中で注目したいのが、ジョーンズと遠藤祐亮によるマッチアップだ。開幕節の2試合ではジョーンズが合計55得点を稼いでいるだけに、マークが予想される遠藤は雪辱に燃えているはず。対するジョーンズも2試合連続で25得点以上をマークしているため、2人のパフォーマンスが勝敗を左右するだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン ※インジュアリーリスト
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
カイル・バローン
ジャスティン・キーナン

・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
ブランドン・ジャワト
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ

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