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自己最多32得点で宇都宮を勝利に導いた比江島慎…「自分の感覚を取り戻せたのはプラス」

滋賀との第2戦で存在感を発揮した比江島(中央)[写真]=B.LEAGUE
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 10月13日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」のB1リーグ第2節が開催され、宇都宮ブレックスがホームのブレックスアリーナ宇都宮で滋賀レイクスと激突。比江島慎がキャリアハイ32得点の活躍を披露し、宇都宮を勝利へと導いた。

 比江島の3ポイントシュートから得点をスタートした宇都宮。第2クォーターでも比江島がレイアップやフリースローで次々と得点を挙げ、43-43の同点でハーフタイムへ。第3クォーターも一進一退の攻防が続き、第4クォーターでは要所でD.J・ニュービルが長距離砲を炸裂して宇都宮が一歩リード。試合終盤では再び比江島が3ポイントの雨を降らせ、最終スコア88-75で滋賀を撃破した。

 試合後の記者会見に出席した比江島は「こんなに(得点を)取っているとは思っていなかった」と、自らのパフォーマンスについて言及。練習の時点でタッチの良さは確認できていた一方で、「自分が出ている時間帯で『ディフェンスの強度が低い』と指摘を受けたので。まずはディフェンスでアグレッシブにいくことを心がけて入りました」と、守備に関するコメントが目立った。

得点での活躍目立つも、比江島(中央)は守備の改善に着目か[写真]=B.LEAGUE

「引き続き、オフェンスの面では引っ張っていきたいと思っていますが、もっとチームで連動して、早い段階で相手を崩していくということがテーマになると思います。チームとしても3ポイントの試投数は増やしていかないといけないところで、自分もクリエイトしていければと思っています」

 まだシーズンも始まったばかりで、チームの成熟度については「改善しなければいけない点が多いですし、試合を重ねながらアジャストしていくしかない」と冷静に分析する比江島。「チームで守る、攻める意識は徐々にできているとは思います。最後に優勝できればいいとチーム全員で理解しているので、去年のレギュラーシーズンの成績は超えられないかもしれないですけど、そこは気にせずチームを作り上げていければと思います」。

 天皇杯も含めて、自分のプレー感覚を戻しきれていないと近況を語った比江島は、「得点に絡みながら、勝利に導ける活躍ができたのはほっとしている部分があります」とコメント。「ここで自分の感覚を取り戻せたというのは、僕にとってすごくプラスになるかなと思います」と、滋賀との第2戦を総括した。

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