2025.10.25

日本代表・ホーバスHCがららアリ視察…印象に残ったのは若手2人、比江島も「呼びたい気持ちある」

Bリーグを視察した日本代表のホーバスHC[写真]=バスケットボールキング
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 10月25日、バスケットボール男子日本代表トム・ホーバスヘッドコーチがLaLa arena TOKYO-BAY(ララアリーナ東京ベイ)を訪れ、「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B1リーグ戦第5節GAME1の千葉ジェッツvsサンロッカーズ渋谷を視察した。

 ホーバス体制の日本代表でキャプテンを務めてきたジョシュ・ホーキンソン富樫勇樹を筆頭に、ジャン・ローレンス・ハーパージュニア金近廉ら多数の日本代表選手が集結する一戦ということもあり、指揮官はスタンドで現地観戦。ハーフタイムに取材に応じると、「この試合は代表の選手がいっぱいいるから。試合終わってから選手と話したい」と話した。

 前半終了時点で印象に残った選手を問われると、若手のハーパー(SR渋谷)と瀬川琉久(千葉J)の名前を上げ、「ハーパーはプレータイムが増えているから良かったと思います。彼が伸びるためにはプレータイムが必要。ディフェンスもペイントアタックも良かった。瀬川もいい仕事をしていた」とコメント。

 コンディションの問題で今夏の代表活動に参加できなかった渡邊雄太と瀬川については、両者のパフォーマンスに上々の印象を抱いているようで、特にオフに体作りに励んできた渡邊には「体を見ると良い感じだと思います。体はどうですか、気持ちはどうですか、と話したい。チームから聞いている感じではいい感じだと思う」と好感触のようだ。

 アジアカップでは9位と不本意な結果に終わり、ポイントガードポジションの底上げがチームの課題の一つであることを認めた指揮官。新たに強化委員長に就任した伊藤拓摩氏とはチーム作りに関するコミュニケーションを重ねているといい、代表活動から離れていた比江島慎宇都宮ブレックス)についても「呼びたいという気持ちあります。彼とも話します」と言及した。

 日本代表の次なる公式戦は、11月28日と12月1日に予定されている『FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選 Window1』。勝利が求められる戦いへ向けて、日本代表が動き出した。

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