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三井不動産カップは「戦術の確認と選手選考」…バスケ女子代表ゲインズHCが山本麻衣への期待も語る

バスケットボールキング編集部

 8月2日、日本バスケットボール協会は女子日本代表の強化合宿を公開した。本合宿は、2026年9月にドイツで開催される「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026」に向けた第4次強化合宿であり、8月13日と14日に有明アリーナで開催される「三井不動産カップ 2026 (東京大会) バスケットボール女子日本代表国際試合」への最終調整が行われる。練習後のメディア対応では、コーリー・ゲインズヘッドコーチがチームの現状や今後の展望を語った。

 ゲインズHCはこれまでの練習について、「ディフェンスやハーフコートオフェンス、トランジションなど、ゲームプランの各セグメントに詳細に取り組んでおり、良い練習ができている」と手応えを示した。チーム作りにおいては「具体的な数字の目標よりも、基準(スタンダード)を維持することを重視している」と語り、小柄なチームとして「ハードにプレーし、早い展開に持ち込み、リバウンドのためにボックスアウトを徹底する」という基準をチーム全員で遂行する姿勢を強調した。また、ケガで離脱した平下愛佳の穴については、「日本代表の強みはチームで戦うこと。誰か一人ではなく、全員でステップアップしなければならない」と語った。

 韓国代表と対戦する三井不動産カップについては、戦術の確認と選手選考の両方に位置づけている。「トランジションの新しいセットや、少し変更を加えたディフェンスのシステムを試す場であり、同時に選手の評価を行う場でもある」と、ワールドカップを見据えた重要な実戦の機会であることを明かした。最終的な12名のロスター選考については、定められた期限までに見極める方針だ。

山本麻衣にはWNBAの経験を「日本代表に還元してほしい」

代表活動を離れて、WNBAデビューを果たした山本 [写真]=Getty Images

 会見では、現在WNBAでプレーする山本麻衣についても言及した。WNBAの規定によりワールドカップへの出場が可能となっており、山本は大会前にチームに合流する予定だという。

 山本が所属するラスベガス・エーシズのベッキー・ハモンヘッドコーチとゲインズHCは、ゲインズHCが選手としてCBAでプレーしていた時代にハモンHCがボールガールを務めていたという旧知の間柄だ。「彼女は素晴らしいコーチであり、多くの優勝を経験している」と高く評価しており、山本に対しては「チャンピオンチームがどのように練習を進め、ゲームプランを組み立てているのかを学び、日本代表に還元してほしい」と期待を寄せる。

 同時に、「複数のコーチを相手にピックアンドロールやフィジカルな練習を重ねており、彼女自身がより良い選手に成長するうえで大きなプラスになる」と、世界トップクラスの練習環境での経験がもたらす効果に期待を寄せた。

文=入江美紀雄(バスケットボールキング編集部)

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