2021.12.24

桜丘が能代科学技術との接戦を制す…松野遥弥と髙橋裕心が得点の奪い合い/ウインターカップ男子1回戦

松野は32得点10リバウンド2ブロックと奮闘し、桜丘を2回戦へと導いた[写真提供]=日本バスケットボール協会
バスケ情報専門サイト

 12月24日、「SoftBank ウインターカップ2021 令和3年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子1回戦が行われ、桜丘高校(愛知県)が県立能代科学技術高校(秋田県)と対戦した。

 試合開始から互いに激しい得点の奪い合いとなる。能代科学技術の相原一生に18得点を奪われるが、桜丘は松野遥弥が17得点とチームをけん引し、34-32で第1クォーターを終える。続く第2クォーターの途中には、一時2ケタのリードを奪った桜丘だったが、終盤に能代科学技術の髙橋裕心に活躍を許すと、51-52と逆転されて試合を折り返した。

 第3クォーターは一進一退の攻防となるが、最後は71-68と桜丘のリードで最終クォーターへ。3点リードで迎えた第4クォーター、開始直後に連続得点を奪った桜丘がリードを2ケタに広げ、その後は試合を有利に進める。終盤に能代科学技術の猛追を受けるが、なんとか逃げ切った桜丘が95-92で勝利を飾った。

 2回戦へコマを進めた桜丘は、松野の32得点10リバウンド2ブロックを筆頭に、計4選手が2ケタ得点をマーク。一方の能代科学技術は、髙橋が5本の3ポイントを含む38得点9アシスト、相原が6本の3ポイントを含む21得点を挙げるも、悔しい初戦敗退となった。

 勝利した桜丘は、明日の15時40分から土浦日本大学高校(茨城県)と対戦する。

■試合結果
県立能代科学技術高校 92-95 桜丘高校
県立能代科学技術|32|20|16|24|=92
桜丘|34|17|20|24|=95

ウインターカップ2021のバックナンバー