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チーム最多の16得点を挙げた小田晟[写真]=伊藤大允
12月27日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準々決勝が行われ、中部大学第一高校(愛知県)が洛南高校(京都府)と対戦した。
今年行われたインターハイでベスト4進出を果たし、ウインターカップでも上位を狙う中部大第一。第1クォーターは立ち上がりから得点の奪い合いとなるが、終盤の連続得点で一歩抜け出し25-22で終える。
最初の10分間で先手を奪うことに成功した中部大第一は、第2クォーター序盤に小田晟や坂本康成の3ポイントシュートで点差を広げるが、その後洛南の反撃を許し44-43と詰め寄られて試合を折り返した。
中部大第一の1点リードで迎えた第3クォーター、6分57秒に逆転を許すと立て続けに得点を奪われ、リードされる展開に。58-64で最終クォーターへ突入し、残り5分31秒には11点差まで広げられてしまう。
だが、ここから反撃が始まる。下山瑛司の2連続3ポイントシュートを皮切りに一気に詰め寄り、同26秒に小澤飛悠の得点で72-71と逆転。その後は洛南の反撃を許さず、中部大第一が73-71で勝利しベスト4入りを決めた。
勝利した中部大第一は、小田の16得点を筆頭に5選手が2ケタ得点をマーク。洛南は星川開聖が20得点13リバウンド3アシストの活躍を披露したが、あと一歩届かなかった。
■試合結果
洛南高校(京都府) 71-73 中部大学第一高校(愛知県)
洛南|22|21|21|7|=71
中部大第一|25|19|14|15|=73