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12月28日に東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準決勝が行われ、福岡第一高校(福岡県①)と中部大学第一高校(愛知県①)が対戦した。
3大会ぶりの決勝進出を目指す福岡第一は轟琉維、城戸賢心、平岡倖汰、ニャン アマドゥ マクター、小田健太が先発出場。2018年以来の決勝進出を狙う中部大第一は小澤飛悠、坂本康成、下山瑛司、小田晟、トゥレ サリウがスターティングファイブに名を連ねた。
福岡第一は城戸、中部大第一は小田と下山を中心に、第1クォーターから得点を取り合う展開。終盤、城戸が轟のアシストからブザービーターを沈め、福岡第一が18-15とわずかに抜け出した。
中部大第一が第2クォーター開始2分28秒から下山、サリウ、小澤の連続得点で22-27と逆転したが、福岡第一が持ち前の激しいディフェンスから応戦。轟、崎濱秀斗、小田が得点を重ね、32-32の同点で試合を折り返した。
福岡第一は第3クォーター開始約2分に轟が3つ目のファウル。司令塔がベンチに下がるなか、小田、崎濱、城戸の連続得点で45-36と9点のリードを奪った。点差を広げられたくない中部大第一は、坂本の3ポイントを皮切りに0-7のラン。両者一歩も譲らない戦いが繰り広げられた。
48-46で迎えた第3クォーター残り2分19秒に城戸が“3点プレー”を成功。ムスタファ ンバアイのダンク、轟と崎濱の得点で福岡第一が一気に突き放し、58-46と12点のリードを奪った。
第4クォーターは開始早々にサリウがファウルアウトした中部大第一に対し、福岡第一は轟や城戸が躍動した。ターンオーバーや24秒オーバータイムを誘うなど激しいディフェンスを見せると、ムスタファが豪快なブロックを披露。終盤はベンチメンバーを起用しながら76-64で勝利を収め、「令和4年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」、「U18日清食品トップリーグ」、との3冠に王手をかけた。
■試合結果
福岡第一 76-64 中部大学第一
福岡第一|18|14|26|18|=76
中部第一|15|17|14|18|=64