2022.10.30
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window2の予備登録メンバーに選出された日本代表候補24名は、Window1終了後からの約3カ月間、Bリーグでどのようなスタッツを残したのか。得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロック、3ポイントシュート成功率、フリースロー成功率の1試合平均値を紹介する。今回はスタッツを取り上げたが、数字に表れない活躍でチームに貢献する選手がいるのも事実だ。日の丸を背負って戦う選手たちに注目したい。
1位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)20.1得点
2位:安藤誓哉(島根スサノオマジック)14.8得点
3位:富樫勇樹(千葉ジェッツ)13.2得点
4位:ライアン・ロシター(アルバルク東京)12.5得点
5位:古川孝敏(秋田ノーザンハピネッツ)11.9得点
ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)が1試合平均20.1得点でトップに立ち、安藤誓哉(島根スサノオマジック)が同14.8得点で2位、富樫勇樹(千葉ジェッツ)が同13.2得点で3位に続く。プレータイムやチーム戦術の違いこそあるものの、齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が同11.6得点、寺嶋良(広島ドラゴンフライズ)も同11.3得点と、ポイントガードで登録されている選手は5人中4人が2ケタ得点をマーク。残る1人のコー・フリッピン(琉球ゴールデンキングス)も代表候補の中で6番目に少ない1試合平均17分27秒の出場時間ながら、同6得点と結果を残している。
1位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)9.1リバウンド
2位:ライアン・ロシター(アルバルク東京)8.2リバウンド
3位:エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)5.5リバウンド
4位:シェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)4.4リバウンド
5位:竹内公輔(宇都宮ブレックス)4.1リバウンド
1試合平均9.1リバウンドを挙げたファジーカスが得点同様に首位。2位と3位にも帰化選手が続き、シェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)が同4.4リバウンド、竹内公輔(宇都宮ブレックス)が4.1リバウンドと、4位と5位には日本人ビッグマンが並んだ。アキ・チェンバース(群馬クレインサンダーズ)が同3.9リバウンドで6位に入った。
1位:富樫勇樹(千葉ジェッツ)6.5アシスト
2位:安藤誓哉(島根スサノオマジック)5.9アシスト(5.94アシスト)
3位:齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)5.9アシスト(5.87アシスト)
4位:寺嶋良(広島ドラゴンフライズ)4.4アシスト
5位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)4.0アシスト
1位から4位までをポイントガード陣が占め、得点とリバウンドでも数字を残したファジーカスが5位にランクイン。比江島慎(宇都宮)と原修太(千葉)がいずれも同3.2アシストをマークしている。
1位:アキ・チェンバース(群馬クレインサンダーズ)1.4スティール(1.42スティール)
2位:寺嶋良(広島ドラゴンフライズ)1.4スティール(1.40スティール)
3位:ライアン・ロシター(アルバルク東京)1.4スティール(1.35スティール)
3位:エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)1.4スティール(1.35スティール)
5位:コー・フリッピン(琉球ゴールデンキングス)1.3スティール
平均1スティール以上を記録しているのは齋藤を含め計6人。ロシターは12月4日の試合で今季最多5スティールを挙げるなど、オフェンスだけではなくディフェンスの活躍も光る。
1位:エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)1.2ブロック
2位:アイザイア・マーフィー(広島ドラゴンフライズ)0.7ブロック
3位:ライアン・ロシター(アルバルク東京)0.6ブロック(0.58ブロック)
4位:コー・フリッピン(琉球ゴールデンキングス)0.6ブロック(0.56ブロック)
5位:シェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)0.5ブロック
24人の中で唯一、B2リーグのチームから選出されたエヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)だけが平均1ブロック以上をマーク。数字は決して大きくないものの、アイザイア・マーフィー(広島ドラゴンフライズ)が2位、コー・フリッピン(琉球ゴールデンキングス)が4位にランクインした。
1位:森川正明(横浜ビー・コルセアーズ)49.4パーセント
2位:比江島慎(宇都宮ブレックス)48.5パーセント
3位:金丸晃輔(島根スサノオマジック)43.4パーセント
4位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)42.7パーセント
5位:安藤誓哉(島根スサノオマジック)41.2パーセント
森川正明(横浜ビー・コルセアーズ)は期間中における3ポイント試投数が1試合平均3.4本と決して多くないが、平均49.4パーセントの高確率でシュートを成功。比江島も48.5パーセントの高確率でシュートを沈めた。
1位:齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)94.8パーセント
2位:原修太(千葉ジェッツ)85パーセント
3位:安藤誓哉(島根スサノオマジック)84.2パーセント
4位:金丸晃輔(島根スサノオマジック)83.3パーセント
5位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)82.4パーセント
齋藤は期間中に22本中20本のフリースローを成功。リーグ全体でも成功率91.2パーセントでランキングの首位に立っている。2位の原は試投数こそ13本と少ないが、85パーセントの確率でフリースローを決めた。
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