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日本代表3選手が平均得点でトップ10入り/パリ五輪グループフェーズ終了時点の男子スタッツランキング

河村、八村、ホーキンソン(左から順に)の3選手が平均得点ランキングのトップ10入りを果たした[写真]=fiba.basketball
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 8月4日、パリオリンピック男子バスケットボール競技のグループフェーズが終了。日本代表は3連敗で敗退を喫したが、選手たちは確かな活躍で輝きを放ち、スタッツランキングにおいても上位に名を連ねている。

 今回はグループフェーズ終了時点の平均得点ランキングを見ていこう。

■平均得点ランキング(グループフェーズ終了時点)

1位:【27.0得点】ヤニス・アデトクンボ(ギリシャ)
2位:【22.0得点】八村塁(日本)
3位:【21.7得点】フランツ・ワグナー(ドイツ)
4位:【21.0得点】RJ・バレット(カナダ)
5位:【20.3得点】河村勇輝(日本)
6位:【19.7得点】デニス・シュルーダー(ドイツ)
7位:【19.0得点】シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(カナダ)
7位:【19.0得点】ボグダン・ボグダノビッチ(セルビア)
9位:【18.7得点】ニコラ・ヨキッチ(セルビア)
10位:【18.3得点】ジョシュ・ホーキンソン(日本)
11位:【18.0得点】カーリック・ジョーンズ(南スーダン)
12位:【17.7得点】サンティ・アルダマ(スペイン)
12位:【17.7得点】ジョック・ランデール(オーストラリア)
14位:【17.0得点】ビクター・ウェンバンヤマ(フランス)
15位:【16.7得点】ヌニ・オモット(南スーダン)
15位:【16.7得点】アンソニー・エドワーズ(アメリカ)
17位:【16.0得点】ケビン・デュラント(アメリカ)
18位:【15.3得点】ホセ・アルバラード(プエルトリコ)
19位:【15.0得点】ジョシュ・ギディー(オーストラリア)
20位:【14.7得点】マリアル・シャヨク(南スーダン)

 首位にはギリシャ代表のヤニス・アデトクンボが輝いた。フィールドゴール成功率でも68.9パーセントと驚異的な数字を残すなど、効率良く平均27.0得点を叩き出した怪物エースの活躍で、ギリシャは決勝トーナメントへと駒を進めた。

 2位には日本代表の絶対的エース、八村塁がランクインを果たした。負傷離脱によりブラジル代表とのグループ第3戦には出場できなかったが、最初の2試合では高い得点力を発揮してチームをけん引。ドイツ代表、フランス代表といった世界トップクラスのチームを相手に、平均22.0得点を奪った。

途中退場となったフランス戦では、16本中10本(62.5パーセント)のフィールドゴールを沈め、24得点を挙げた八村[写真]=fiba.basketball

 3位にドイツ代表のフランツ・ワグナー、4位にはカナダ代表のRJ・バレットといずれも20代前半の若きスター選手が名を連ねると、5位には日本の若き司令塔、河村勇輝の名前も。平均20.3得点という堂々たる数字で、NBA選手だらけのランキングでトップ5入りを果たした。特に開催国のフランス戦では29得点と大爆発し、世界中のバスケットボールファンに大きなインパクトを残した。

 その後は、デニス・シュルーダー(ドイツ代表)、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(カナダ代表)と各国のエース級選手がランクインすると、セルビア代表からはボグダン・ボグダノビッチニコラ・ヨキッチのデュオが並んだ。

 さらに、ジョシュ・ホーキンソンも平均18.3得点でトップ10に入った。平均36分以上と長いプレータイムにも関わらず、フィールドゴール成功率は60.7パーセントと高確率を記録。頼りになる日本の大黒柱は、オリンピックの大舞台でもチームを支え続けた。

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