2024.02.08

帰ってきたレジェンド吉田亜沙美が強調…「初戦の大切さはわかっています」

現地に入り順調に準備を進める吉田亜沙美 [写真提供]=日本バスケットボール協会
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 2月8日にハンガリー・ショプロンで開幕する「FIBAオリンピック世界最終予選(以下OQT)」へ向けて準備を進める女子に日本代表が、7日に試合会場となるアリーナ・シュプロンで練習を実施。一部がメディアに公開された。

 練習後、メディア対応を行った吉田亜沙美(アイシンウィングス)は「まだちょっと実感がないですね」と、日本代表として4年ぶりに公式戦に臨む素直な実感をコメント。「星(杏璃)がこちらに来てケガをしてしまったことはチームにとって大きなショックでしたが、彼女のためであったり、今回選ばれなくて大会に出場できなかった選手たちも含めて、日本をバスケをしっかりやり切って、オリンピックのキップを勝ち取りたいと思います」と力を込めた。

 コンディションは徐々に上がっている状況で、「いつもどおり緊張して、昨日も眠れなかったのですけど、これもいつもどおりかなと。後はやりながら調整したいなと思っています」と、何度も世界の舞台で戦ってきたベテランらしく気負いはない。そして、「少しでも宮崎(早織/ENEOSサンフラワーズ)を休ませてあげられるようにやっていきたいと思います」と、チームを支えるつもりだ。

 チームとして、ガード陣が前線でプレッシャーをかけ、それに連動してフォワード、センターがパスコースを抑えるディフェンスでイニシアティブを握る準備を進めてきた。「それを40分、全員でどれだけ遂行できるかが勝敗のカギを握ります。身長で勝てない分、足を使ったディフェンスで相手を嫌がらせられるか。アグレッシブに私や宮崎、本橋(菜子/東京羽田ヴィッキーズ)、川井(麻衣/トヨタ自動車アンテロープス)でプレッシャーをかけていきたいと思います」と、静かな闘志をうかがわせた。

 OQTは4チームで戦う短期決戦だけに、初戦の重要性は言うまでもない。そのスペイン戦に向けて、「ハーフコートのバスケをしてしまうと勝てる可能性は低くなってしまいます。それだけにオールコートのバスケで相手を苦しめられるか。本当にディフェンスがキーになると思うので、それを40分間、やり切るだけです」と迷いはない。

「(ティップオフから)スタートメンバーがしっかり声を掛け合いながら日本のバスケを出せれば勝てる可能性はあると思います。自分たちを信じて、思い切り自分たちのバスケをするだけ。私であったり髙田(真希/デンソーアイリス)がいろいろな経験をしているので、初戦の大切さはわかっています。明日の4時半のティップオフにいい状態で臨めるように、この後からもしっかりと準備をしたいと思います」

 10代から日本代表に名前を連ね、2008年の北京、12年のロンドンオリンピックのOQTを戦った経験を持つ吉田。両大会とも五輪出場のキップを獲得できなかった悔しさも知っている。吉田自身が語るようにメインガードを務める宮崎のサポートはもちろんのこと、チームの精神的な支柱として大一番に挑む。

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