2025.06.09

サンダーがホームでペイサーズにリベンジ…ファイナルを1勝1敗のタイに

34得点の活躍でサンダーをけん引したシェイ・ギルジャス・アレクサンダー [写真]=Getty Images
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 6月9日(現地時間8日)にペイコム・センターで「NBAファイナル2025」第2戦が行われ、オクラホマシティ・サンダーインディアナ・ペイサーズが対戦した。

 ホームで連敗を避けたいウェスタン・カンファレンス覇者のサンダーは、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーケイソン・ウォレス、ルゲンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズチェット・ホルムグレンがスターティングファイブに名を連ねた。

 一方、白星発進に成功したイースタン・カンファレンス王者のペイサーズは、タイリース・ハリバートンアンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカムマイルズ・ターナーが先発を務めた。

 試合開始から両チームがシュートを決め合い、リードが入れ替わる展開。サンダーは第1クォーター残り2分43秒に許したハリバートンの3ポイントを最後に得点を与えず、さらにアイザイア・ジョー、ホルムグレンが連続得点を挙げ、26-20と6点リードで最初の12分間を終えた。

 サンダーは第2クォーターに入ると、アーロン・ウィギンズやアレックス・カルーソといったベンチメンバーも加点。開始5分51秒からアレクサンダーとウィギンズの2人で10-0のランを見せ、最大23点のリードを奪った。

 点差を広げられたくないペイサーズはネムハードが悪い流れを止めると、シアカム、ネスミスが連続得点。終盤にはリバウンドで強さを発揮し、59-41と18点差まで縮めてハーフタイムに突入した。

 第3クォーターは激しい点の取り合いが繰り広げられると、ペイサーズはハリバートンの得点が伸び悩むなか、ターナーとシアカムに加え、ネスミスも加勢。それでも、サンダーはアレクサンダーを中心に、ジェイレン・ウィリアムズやカルーソが得点を重ね、わずかにリードを広げた。

 初戦では第4クォーターに試合をひっくり返されたサンダーだったが、試合終了残り3分28秒にカルーソの3ポイントで117-96と21点差。同2分42秒からアレクサンダーやホルムグレンといった主力を次々とベンチに下げた。

 サンダーが最終スコア123-107で勝利し、ホームでリベンジ。アレクサンダーが34得点5リバウンド8アシスト4スティール、カルーソが20得点、ジェイレン・ウィリアムズが19得点5リバウンド5アシスト、ウィギンズが18得点、ホルムグレンが15得点6リバウンドをマークした。

 両者による第3戦は舞台をゲインブリッジ・フィールドハウスに移し、12日(同11日)に行われる。

■試合結果
オクラホマシティ・サンダー 123-107 インディアナ・ペイサーズ
OKC|26|33|34|30|=123
IND|20|21|33|33|=107

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