2025.07.17
フェニックス・サンズと契約バイアウトで合意し、ロサンゼルス・クリッパーズと新たに2年総額1100万ドル(約16億3000万円)で契約を交わしたブラッドリー・ビール。昨シーズンはサンズでの2年目を迎えたが、平均得点はキャリアワーストの17.0得点まで減少し、プレーオフ進出も逃す悔しいエンディングとなった。
サンズは生え抜きのデビン・ブッカーの脇を固めるスターとして、ケビン・デュラントやビールを手札に加えたものの、“ビッグ3”は期待された結果を残すことができず。球団オーナーのマット・イシュビア氏はチームの再建に舵を切り、デュラントとビールの両面を放出。契約を延長したブッカーを軸としたチーム作りに再び励んでいる。
サンズでは思うような結果を残せなかったビールだが、今回の移籍について代理人を務めるマーク・バーテルスタイン氏が海外メディア『Sportskeeda』の取材に応じ、「チームにブラッドリー・ビールがいるならば、彼をブラッドリー・ビールとしてプレーさせなければならない」と持論を展開した。
「ブラッドは勝利のために、何でもするでしょう。重要なのは、この選手が非常に特別な選手だということです。シーズン平均30得点を2度も成し遂げることは、彼がこのリーグで最も優れた選手の1人である証拠です。彼は常に正しいプレーをして、自己犠牲を惜しみません。彼を彼らしくプレーさせなければ意味がなく、ベストな状態を引き出すことはできないでしょう」
2021-22シーズンには自己最多の平均6.6アシストを記録していたビール。サンズではその素質を買われてか、ハンドラーの役割も求められていたが、昨シーズンは同3.7アシストまで数字を落とすことに。ケガの影響で離脱する機会も続き、真価を発揮できたとは言い難い1年間になっただろう。
新たに加わるクリッパーズでは、すでにメインハンドラーをジェームズ・ハーデンが担っていることから、ビールは持ち味のスコアリングに専念できる環境が整っている。直近の3シーズンでプレーオフ1回戦敗退が続いているクリッパーズにとって、ビールは優勝をつかみとる最後の“1ピース”となれるだろうか。
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