1時間前

ヒート、係争中のテリー・ロジアーをウェイブへ…昨年10月に違法賭博の疑いで逮捕

違法賭博関与の疑いで係争中のテリー・ロジアー [写真] = Getty Images
バスケ情報専門サイト

 マイアミ・ヒートは、レギュラーシーズン終了前にテリー・ロジアーをウェイブ(契約解除)する見込み。3月20日(現地時間19日)、現地メディア『ESPN』が報じている。

 同メディアによると、ロジアーのウェイブは、ヒートがプレーオフ進出に向けてロスター枠を確保するためと見られている。ロジアーは今シーズン開幕直後の昨年10月に違法賭博関与の疑いで逮捕されて以降、チームを離れている。

 ロジアーに対して疑いが持たれているのは、2023年3月に当時所属していたシャーロット・ホーネッツの一員として出場した一戦。その試合でロジアーは足の故障を理由に10分足らずでコートを去っているが、試合前に知人に対し「早い時間帯で試合を離れるつもりだ」と伝えていたとされている。知人はロジアーから得た情報を転売し、複数の共謀者がロジアーのプロップベットで「アンダー(運営側が設定したスコアよりも下)」に賭け、不正に利益を得たとされている。

 ロジアーは現在も係争中であり、無罪を主張している。ロジアーの年俸2660万ドル(1ドル=150円換算で約39億9,000万円)は今夏で満了となるが、裁判の進行中はその支払いが保留されている。

 また、ロジアーの移籍に際するチームの対応も問題視されている。ロジアーは2024年1月にホーネッツからヒートに移籍しているが、ヒート側はこのトレードが成立する時点で捜査が行われていることを認識しておらず、本来認識しているべき事案だったとして対応の是非が問われていた。ホーネッツはこの問題を受け、今年6月のNBAドラフトにおける2巡目指名権をヒートへ譲渡することで合意した。なお、このトレードの一環として、ヒートは2027年の1巡目指名権(ロッタリー保護付き、行使されない場合は2028年の無保護1巡目指名権に繰り越し)をシャーロットに譲渡する義務を負っている。

 ロジアーの去就と裁判の行方、そしてチームの対応を含めた一連の問題の推移に、今後も注目が集まりそうだ。

テリー・ロジアーの関連記事

NBAの関連記事