2026.03.20
NBAは、3月26日(現地時間25日、日付は以下同)に行われるオーナー会議で、ラスベガスとシアトルを候補地としたリーグ拡張を検討するための投票を行う予定だと報じられている。
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、19日のヒューストン・ロケッツ戦で勝利した後にインタビューに応じた。今回の報道を受けて、NBAチームのオーナーになることへの関心を問われると以下のように答えた。
「いや、ない。全くない」
レブロンは、かねてより「NBAチームのオーナーになること」および「自身のチームをラスベガスに置くこと」への熱意を示していた。2016年8月には、自身が所有するメディア『Uninterruputed』のポッドキャストで「チームを所有することが夢だ」と語っている。さらに約1年後の2017年には、現地メディア『The Athletic』のインタビューで次のように語っている。
「なぜチームを持ちたいのかって?クールだからだよ。ゲームに関わり続けられるし、人々に権限を与えることもできる。人をそういう立場に置いて、変化を起こせるように仕掛けるのが好きなんだ」
レブロンは“NBAチームのオーナーになる”という夢について「やるかどうかじゃない。必ずやる」と語っていた。また、2022年6月には自身の番組『The Shop』で「ラスベガスにチームが欲しい」と繰り返し強調している。
リーグがラスベガスに新チームを創設する動きにある中、これまでの発言を翻すかのように「関心なし」と発言したレブロンの背景には、ビジネスパートナーの方針があるものと見られる。『The Athletic』は、2011年からレブロンとビジネスパートナーの関係にあり、MLBのボストン・レッドソックスやイングランド・プレミアリーグのリバプールFCを保有するフェンウェイ・スポーツ・グループ(以下“FSG”)が、今回のチーム拡張における参入に関心を示していないと報じている。
記事によると、FSGがラスベガスでのNBAチーム所有に消極的な理由は、そのコストにあるとのこと。リーグは新規参入において1チームあたり最大80億ドル(1ドル=150円換算で約1兆2000億円、為替換算は以下同)に及ぶ拡張料を求めていると報じられている。
経済誌『Forbes』によると、レブロンの個人資産は14億ドル(2100億円)。世界で最も経済的に成功したアスリートの1人である“キング”でも、個人資産だけで拡張料を賄うことはできず、オーナーになる夢を実現するには投資家グループへの参加が不可欠である。FSGは、レブロンのNBAチーム所有願望においても資金面で大きな後ろ盾とされているため、「FSGがNBA参入を追求しなくなったことで、レブロンがチーム所有を目指す可能性は低くなった」とされている。
NBAチームの価値はここ数年で大きく上昇している。2025年8月にはボストン・セルティックスが61億ドル(9000億円)で売却され、同年10月にはレイカーズが100億ドル(1兆5000億円)で買収されたことで、その評価額はさらに押し上げられている。
レブロンが長年掲げてきた夢の実現には、暗雲が立ち込めているようだ。リーグ拡張の動向とともに、レブロンの“夢の行方”にも注目が集まる。
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