2026.03.16
2024-25シーズン王者のオクラホマシティ・サンダーは、ホワイトハウス訪問を行わないことが明らかになった。3月21日(現地時間20日、日付は以下同)、現地メディア『The Athletic』が報じている。
チームとホワイトハウスは2025年王者を祝う式典について協議していたが、「タイミングの都合」により実現しなかった模様。サンダーは『The Athletic』の記事の中で、以下の声明を発表している。
「ホワイトハウスとは連絡を取り合っており、これまでのやり取りに感謝していますが、タイミングが合いませんでした」
NBAでは、チャンピオンがホワイトハウスを訪問するのは長年の伝統となっており、1963年にボストン・セルティックスが訪問したことが起源とされている。以降、リーグ制覇を果たしたチームは翌シーズンの試合で首都ワシントンを訪れるタイミングに合わせて式典を予定することが通例となっていた。サンダーは22日にワシントンで試合を行う予定となっていたが、ホワイトハウスの訪問は実現しなかった。
なお、近年では招待を辞退するチームもいくつかあり、特に2017年のゴールデンステイト・ウォリアーズの訪問辞退が記憶に新しい。当時は第一次ドナルド・トランプ政権の中で人種差別が大きな社会問題として注目されており、ステフィン・カリーがホワイトハウス訪問を躊躇していることを明らかにした。これは、当時NFLで広がっていた“起立拒否活動”(人種差別に対する抗議の意志として、選手が国歌斉唱時の起立を拒否すること)に対し、トランプ大統領が「国歌斉唱で起立しない選手は全員解雇しろ」と各チームのオーナーに通告したことなどを受けての発言とされている。
これを受け、トランプ大統領が自身のSNSで「ホワイトハウス訪問は王者にとって大変名誉なことである。ステフィン・カリーが躊躇しているため、今回の招待はキャンセルする!」と発言。その後、改めてウォリアーズが“チームの意思”として正式に訪問辞退を表明し、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)が「カリーは行かないって言ってるんだから招待もクソもない。確かに、ホワイトハウス訪問は名誉だった。あなたが現れるまでは!」とカリーを擁護する発言をするなど、大きな議論を呼んだ。
“タイミングの都合”により実現しなかったサンダーの訪問辞退だが、果たして“スケジュール”が合わなかったのか、第二次トランプ政権下で起こっている様々な混乱の中で“タイミング”が悪いと判断されたのか。今後も、NBA王者によるホワイトハウス訪問のあり方は、社会情勢や政治との関係性を映す一つの指標として注目されていきそうだ。
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