2026.03.01
3月20日(現地時間19日)、サンアントニオ・スパーズはホームでフェニックス・サンズと対戦。熱戦の末に最終スコア101-100で勝利したスパーズは、2019年以来7年ぶりとなるプレーオフ進出を決めた。
試合時間残り1.1秒で決勝点となるプルアップジャンパーを沈めたウェンバンヤマは、試合後のインタビューで次のように振り返った。
「ああいう場面では、複雑に考えないことが重要だと思う。すごくシンプルだった。こういうシチュエーションは久しぶりだったし、いいテストになったよ」
緊迫したシチュエーションでも平静を保ったウェンバンヤマは、その瞬間について「すごく楽しかった」と明かした。ウェンバンヤマはこの試合、約35分間の出場で34得点12リバウンド1アシスト3スティール1ブロックを記録。フリースローは12本すべて成功、フィールドゴールは20本中10本(うち3ポイント7本中2本成功)を沈め、存在感を発揮した。
劇的な勝利に加え、プレーオフ出場を決めた大きな節目となったこの試合。しかし、MVP候補の“宇宙人”は自身に対して喜びに浸る瞬間を用意していないようだ。NBAで自身初のプレーオフ進出を決めたことについて、ウェンバンヤマは次のように語っている。
「最初の瞬間を切り取れば、誇りに思う気持ちはあるよ。でも自分にとって大事なのは、あまりそこに執着しないことなんだ。僕たちは、82試合すべてを戦い抜くつもりだからね。満足してしまうのが怖いんだ」
ウェンバンヤマにとって“プレーオフ出場”は通過点であり、その先の場所まで気を緩めることはない模様。20日終了時点で今シーズンの戦績を52勝18敗としているスパーズだが、9年ぶりとなるレギュラーシーズン50勝を達成した際、ウェンバンヤマは次のようにコメントした。
「まだだよ。まだ勝ち星が足りない。ルーキーシーズンの戦績とバランスを取るためには、少なくとも60勝は達成しないと」
ウェンバンヤマがNBAデビューを果たした2023-24シーズンの戦績は22勝60敗であり、今シーズンは当時の“借り”を返すつもりのようだ。「自分が満足してしまうこと」を恐れる“宇宙人”は、常に先を見据え続けている。
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