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ウェンバンヤマ、7年ぶりのプレーオフ出場も気を緩めず…“宇宙人”が恐れるものとは

7年ぶりのプレーオフ進出を決めたスパーズのウェンバンヤマ(中央) [写真] = Getty Images
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 3月20日(現地時間19日)、サンアントニオ・スパーズはホームでフェニックス・サンズと対戦。熱戦の末に最終スコア101-100で勝利したスパーズは、2019年以来7年ぶりとなるプレーオフ進出を決めた。

 試合時間残り1.1秒で決勝点となるプルアップジャンパーを沈めたウェンバンヤマは、試合後のインタビューで次のように振り返った。

「ああいう場面では、複雑に考えないことが重要だと思う。すごくシンプルだった。こういうシチュエーションは久しぶりだったし、いいテストになったよ」

 緊迫したシチュエーションでも平静を保ったウェンバンヤマは、その瞬間について「すごく楽しかった」と明かした。ウェンバンヤマはこの試合、約35分間の出場で34得点12リバウンド1アシスト3スティール1ブロックを記録。フリースローは12本すべて成功、フィールドゴールは20本中10本(うち3ポイント7本中2本成功)を沈め、存在感を発揮した。

 劇的な勝利に加え、プレーオフ出場を決めた大きな節目となったこの試合。しかし、MVP候補の“宇宙人”は自身に対して喜びに浸る瞬間を用意していないようだ。NBAで自身初のプレーオフ進出を決めたことについて、ウェンバンヤマは次のように語っている。

「最初の瞬間を切り取れば、誇りに思う気持ちはあるよ。でも自分にとって大事なのは、あまりそこに執着しないことなんだ。僕たちは、82試合すべてを戦い抜くつもりだからね。満足してしまうのが怖いんだ」

 ウェンバンヤマにとって“プレーオフ出場”は通過点であり、その先の場所まで気を緩めることはない模様。20日終了時点で今シーズンの戦績を52勝18敗としているスパーズだが、9年ぶりとなるレギュラーシーズン50勝を達成した際、ウェンバンヤマは次のようにコメントした。

「まだだよ。まだ勝ち星が足りない。ルーキーシーズンの戦績とバランスを取るためには、少なくとも60勝は達成しないと」

 ウェンバンヤマがNBAデビューを果たした2023-24シーズンの戦績は22勝60敗であり、今シーズンは当時の“借り”を返すつもりのようだ。「自分が満足してしまうこと」を恐れる“宇宙人”は、常に先を見据え続けている。

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