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名古屋D・齋藤拓実「ドルファミの皆さんがずっと信じて応援してくた」逆境に立ち向かい“優勝”を目指す

CS進出会見後に取材に応じた名古屋Dの齋藤[写真]=金田慎平
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■ケガ人続出で終盤に6連敗「どうしようもない部分は本当にあった」

 5月5日、「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2025-26」進出記者会見が行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズを代表して出席した齋藤拓実が取材に応じた。

「毎年毎年チームとして成長していきながら戦っていくシーズンが多かったかなと思うんですけど、今シーズンは本当にドルフィンズの強みとしてディフェンスとリバウンドのところを、リーグで比べてもすごくトップレベルで遂行できていたのはすごく良かったなという風に思いました」

 60試合のレギュラーシーズンを終え今シーズンを振り返った齋藤は、シーズン序盤から完成度の高いチームとして戦えた実感を語った。その言葉通り開幕節を1勝1敗で終えたあと、クラブ記録更新となる12連勝を飾るなどスタートダッシュに成功。その後も順調に勝利を積み重ね、西地区首位の長崎ヴェルカを僅差で追う展開を見せた。しかしシーズン終盤にスコット・エサトンアラン・ウィリアムズがケガで離脱。6連敗でレギュラーシーズンを終え、41勝19敗で同地区4位まで順位を落としてしまった。

チームの司令塔を務めた齋藤[写真]=B.LEAGUE

 今、チームはポジティブな雰囲気なのか、あるいは少し気が落ちているのかを問われると、「正直なところでいくと、どっちもありますね」と胸中を明かし、「やっぱりビッグマンが2人いなくなってしまって、ちゃんとしたセンターの選手がカイル・リチャードソンしか最後はいない状態だったので。やっぱりどうしても疲労が溜まってしまったりとか、リバウンドを取りきれなかったりとか、どうしようもない部分っていうのは本当にあった」

 それでも誰も諦めていないと語る齋藤は、「本当にチームとコーチが良い意味でしっかりぶつかり合って、どういう風にすれば勝てるのか、選手も本当に良いコミュニケーションは取れてたと思う」と、今の逆境を乗り越えるためにチームが一丸となってチャンピオンシップに挑む姿勢を見せた。

■「勝てる可能性はもちろんあると思っている」

 CSクォーターファイナルの相手は前年王者の宇都宮ブレックス(第2シード/東地区1位)。今シーズンは4月末にホームで対戦し、メンバーを欠くなかで69-87、74-90と連敗を喫した。「宇都宮ブレックスさんはホームでやるとブレックスファンの後押しがすごい強いイメージがあるんで、そこにアウェーで飲まれないようにしないといけない」と警戒しながらも、「オフェンスでもディフェンスでも自分たちのテンポでバスケットを展開できれば勝てる可能性はもちろんあると思っている」と、チームとして遂行するバスケットボールに自信を覗かせた。

 苦しい状況の名古屋Dでキーマンになる選手について齋藤は、「アーロン・ヘンリーですね」と答え「シーズンを通してドルフィンズのディフェンスのレーティングがトップに入れたのは彼のディフェンス力のおかげでもあると思う。彼がどれだけコートに立ってる時間帯にチームのためのシステムのオフェンスとディフェンスをしっかり遂行できるかっていうのは、チームにとってすごくカギになる」と語った。

攻守にわたり活躍を見せたヘンリー[写真]=B.LEAGUE

 ヘンリーは今シーズン、スティールランキングでトップ、ブロックでも2位とリーグトップレベルのディフェンスを見せ、得点でもチームハイの17.1得点をマークしチームをけん引した。普段はスモールフォワードとしてプレーする時間が多いが、インサイドプレーを求められる状況。その負担を周りがどれだけ減らすことができるかが、CSを勝ち進むための大きなカギとなる。

 齋藤自身も今シーズンは全60試合で先発出場し1試合平均12.4得点5.4アシスト1.5スティールをマーク。安定した活躍で貢献した。名古屋Dのメンバーとして3度目のCSに臨む齋藤は、「CS、優勝を目指してリーグ戦はずっと戦ってきて、最後はちょっとケガ人がいたりとかで負けが続いてしまったんですけど、ドルファミ(ドルフィンズファミリー)の皆さんがずっと信じて応援してくれていたっていうのは僕たちも分かってます。チャンピオンシップでも宇都宮さんという強敵ではありますが、ドルファミの皆さんの応援の期待に応えられるような結果を出したいと思ってますので、チャンピオンシップも応援の方よろしくお願いします」と、ファンにメッセージを送った。

チーム力でCSに挑む名古屋D[写真]=B.LEAGUE

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