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宇都宮ブレックス・比江島慎「僕は小川敦也に期待したい」CS対戦相手に対する“本音”も明かす

CS進出会見後に取材に応じた宇都宮の比江島[写真]=金田慎平
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■「怖さがあるというのが本音」

 5月5日、「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2025-26」進出記者会見が行われ、宇都宮ブレックスを代表して出席した比江島慎が取材に応じた。

 前年王者として連覇に挑む宇都宮は、今シーズン開幕から小川敦也が左足首の手術を受けた影響で出遅れ、開幕直後にはグラント・ジェレットが負傷離脱するなどアクシデントに見舞われた。それでも2シーズン連続MVPのD.J・ニュービルを軸に白星を積み重ね、東アジアスーパーリーグ(EASL)でも優勝。同一カード2連戦で連敗することなく45勝15敗をマークし、3大会連続8度目のCS進出を果たした。

 比江島は「優勝してから追われる立場になったというところで、本当にすごく対策されているなという印象を受けた」と振り返る。それでもEASLでは高島紳司小川敦也ら若手が「自信を持ってプレーして、優勝に貢献してくれた」と成長を実感。海外勢との対戦で対応力が求められた局面も少なくなく、「色々なパターンで相手のディフェンスを崩すことができたので、去年よりいいチームになったんじゃないかなと感じています」と手応えを口にする。

[写真]=B.LEAGUE


 CSクォーターファイナルの対戦相手は名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(第7シード/ワイルドカード3位)。今シーズンは4月末にアウェーで対戦し、87-69、90-74と連勝したものの、当時は相手が多数の負傷者を抱えていた状況だった。比江島は「怪我人が戻ってきた場合は本当にガラッと変わると思う」「少し楽な展開で勝たせてもらいましたけど、そういうイメージが残らないようにしたい」と警戒感を強める。

 終盤戦の戦いぶりを見る限り宇都宮優勢とも映るが、「本当に速いチームなので、勢いに乗せてしまうと爆発力も含めて怖さがあるというのが本音」と分析。「CSはルーズボールやリバウンドが鍵になる。そこを上回ることができればチャンスはあると思う」と語り、原点回帰の重要性を強調した。

■「彼にしかできない」ゲームチェンジャーへの期待

 レギュラーシーズンはニュービルがチーム最多19.0得点、アイザック・フォトゥが15.1得点、ジェレットが12.6得点、ギャビン・エドワーズが12.4得点、比江島が11.4得点と主力が安定した活躍を見せたが、“CSのキーマン”について問うと「僕は小川敦也に期待したいです」と23歳のガードの名前を挙げた。

[写真]=B.LEAGUE


 昨シーズンのCSではスピードあふれるプレーで“Xファクター”として優勝に貢献した小川。比江島は「僕らはベテランが多く、経験値がある分、展開が遅くなってしまう部分もあるんですけど、彼はスピードを大きな武器として持っている。チームに勢いを与えられる(速い)プレーは彼にしかできない」と期待を寄せる。

 比江島にとってはシーホース三河所属時代も含めて8度目のCS。「Bリーグ開幕10年という節目でもありますし、来シーズンからプレミアが始まるタイミングでもありますし。個人としてもチームとしても集大成という思いがある」と語り、「今のチーム状況で言えば(優勝に)手が届くところにあると思っているので、全力でつかみ取りにいきたい」と力を込めた。

 CSクォーターファイナルは日環アリーナ栃木で9日にGAME1、10日にGAME2、11日にGAME3が開催される。宇都宮にとっては、Bリーグ屈指の熱量を誇る地元ファンの存在が、大きなホームアドバンテージとなる。比江島は「相手にとって脅威でしかない素晴らしい雰囲気を作ってくれるので。皆さんの応援を力に変えてプレーしたいと思いますし、最後は恩返しできるように一戦一戦戦っていきたいと思います」と、ファンへメッセージを送った。

[写真]=B.LEAGUE

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