2026.04.15

NBAで今季最も着用されたシューズランキングTOP10…ナイキ1強時代、人気1位は“不朽の名作”

NBAの2025-26レギュラーシーズンで履かれたバッシュTOP10[写真]=Getty Images

■不朽の名作

 2025-26シーズンのNBAレギュラーシーズンが終了し、得点王をはじめとする個人スタッツ部門のタイトルが確定するなか、コート上のフットウェアデータを追う『kixstats.com』が、今シーズンの総着用時間が最も長かったバスケットボールシューズランキングを発表した。

 堂々の1位に輝いたのは、故コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)のシグネチャーモデル『コービー 6 プロトロ』だった。総着用時間は7万1312分。『エア フォームポジットワン』や『ショックス BB4』など数々の名作を手がけたシューズデザイナー、エリック・エイバーがデザインした同モデルは、コービーの愛称である“ブラックマンバ”を想起させる蛇柄のテクスチャーが特徴で、今なお現役プレーヤーたちから絶大な支持を集めている。

絶大な人気を誇る KObe 6 Protro[写真]=Getty Images

『コービー 6 プロトロ』はその性能面から、ガードを主戦場とする選手の着用比率が高い。代表格にはプレーヤーエクスクルーシブ(PE)を支給されているジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)がおり、そのほかにもリード・シェパード(シカゴ・ブルズ)、バディ・ヒールド(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)らが愛用している。また、初のオールスター選出を果たしたデニ・アブディア(ポートランド・トレイルブレイザーズ)や、2023年ドラフト2位指名のブランドン・ミラー(シャーロット・ホーネッツ)、コービーを師と仰ぐデマー・デローザン(サクラメント・キングス)ら、幅広いタイプの選手の足元を支えている。

■スーパースターも惚れる履き心地

 トップ10には、『コービー 6 プロトロ』を含む4型のコービーモデルがランクインした。2位の『コービー 5 プロトロ』は、シェイドン・シャープ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)やクリスチャン・ブラウン(デンバー・ナゲッツ)らが着用し、総着用時間は2万6804分。さらに4位には『コービー 4 プロトロ』が2万3902分、10位には『Kobe 8 Protro』が1万1669分で名を連ねている。

Sabrina 3 を着用したカリーとトンプソン[写真]=Getty Images

 コービーモデルに割って3位に入ったのは、WNBAを代表するガード、サブリナ・イオネスクの最新作『サブリナ 3』だった。総着用時間は2万6125分。瞬時の方向転換を支えるグリップ性能と、優れたコートフィールが評価される同モデルには、Cushlon 3.0フォームを含む2種類のフォームと前足部のAir Zoomユニットが搭載されている。コート上では、アメン・トンプソン(ヒューストン・ロケッツ)、タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート)、デリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)、マイルズ・ブリッジズ(シャーロット・ホーネッツ)らが着用しており、スニーカーフリーエージェントであるステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)も、このサブリナシリーズでプレーしている。

■強大なNIKEの牙城

 非シグネチャーモデルの最上位は、ナイキの『G.T. Cut 3』となった。ナイキのバスケットボールシューズとして初めてフルレングスのZoomXフォームを搭載した一足で、高い反発性と機動力を両立。さらに、Flywireが前足部の安定性を高めている。ケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)、ジュルー・ホリデー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)らを筆頭に、ガードとフォワードの着用率が高く、総着用時間1万9579分で6位にランクインした。

八村が着用する Air Jordan 40 は9位[写真]=Getty Images

 トップ10のうち、実に9足をナイキ系ブランドが独占。唯一、ジョーダンブランドの『エアジョーダン 40』が9位に入ったものの、結果としてもナイキ陣営の支持率は他を大きく引き離す形となった。現代NBAのコートシューズは、今やナイキを中心に回っていると言っていいだろう。

文=Meii

コービー・ブライアントの関連記事

NBAの関連記事