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河村勇輝が子どもたちへ伝えた「諦めないこと」の大切さ…JAL主催のバスケクリニックで交流

JALの主催に参加した河村勇輝が子どもたちとともに [写真]=バスケットボールキング
バスケットボールキング編集部

 4月26日、日本航空株式会社(JAL)が主催する「河村勇輝 × JAL Special Basketball Clinic 2026」が東京都内で開催され、NBAでの2シーズン目を終えた河村勇輝が参加した。

 本イベントは、次世代を担う子どもたちの成長を支援し、未来への夢を後押しすることを目的として開催されたもの。会場には小学校1〜3年生の17名が集まり、河村は子どもたちと一緒に約1時間にわたって汗を流した。

子どもたちと一緒に汗を流した [写真]=バスケットボールキング

 クリニックでは、バスケットボールの基本となるボールハンドリングやドリブルの練習を実施。シュート練習では「しっかりと身体全体を使って、ヒザを使ってシュートを打つこと」と実演を交えながらコツを伝授し、最後はミニゲームを行って交流を深めた。

 クリニック終了後には、参加した子どもたちからの質問コーナーが設けられた。「大切にしている言葉は何ですか?」という質問に対し、河村は「『諦めないこと』です」と即答し、次のように語りかけた。

「何事にも諦めないことです。僕は今、NBAっていう一番バスケットボールの強い、すごいところでバスケットをしてるんですけど、皆さんと同じ年齢の時は(NBAに)絶対に行けると思ってなかったんですけど、ずっと諦めずに頑張ってきたから、今そうやってバスケットができていると思うので。皆さんもやりたいことがあったら、『できないんじゃないか』って思うこともあると思うんだけど、絶対に諦めずに頑張ってほしいなと思います」

子どもたちの質問に答える [写真]=バスケットボールキング

 また、「どうやったらバスケットが上手になりますか?」という問いには、毎日少しでもボールに触れることの大切さを説いた。
「まずは毎日コツコツ頑張ることです。1日3時間バスケットするってなると難しいけど、じゃあ10分間だけでもボールを触ってみるとか、そういうのを毎日忘れずにコツコツやることで、いつかすごく上手くなって。僕はそれでやってきました。お家にいる時もボールと一緒に寝たり、トイレに行くときもボールを持ってました。それぐらいボールとお友達になりたいなと思って。ぜひボールと触れ合う時間を増やすことで、皆さんもバスケットが上手くなると思います」

 イベント終了後にはメディア向けの囲み取材に対応。クリニックでは、常にしゃがんで目線を合わせていたのではと問われると、「上からしゃべると、目線が高いとお子さんたちも話しづらいかなと思いましたし、僕もやっぱりお子さんたちと同じ目線に立って、ちゃんと目線を合わせてお話ししたいなという気持ちがあったので意識してました」と振り返った。

 これまでも何度か子ども向けのクリニックを実施してきた河村だが、以前に語っていた「自分が夢を叶えることが、子どもたちの夢を叶えることにつながる」という言葉について、NBAという夢の舞台に立った現在の心境を明かした。

「自分の夢の延長線上に、本当にお子さんたちの夢が詰まっていると思っています。まずはNBAのコートに立てたことで、少しでもお子さんたちが『自分でもNBAに行けるんじゃないか』という気持ちになってくれたら嬉しいです。だからこそ、もっと欲が出てくるもので、NBAのコートに立つだけではなくて、より活躍する。お子さんたちがNBAで当たり前のようにプレーすることをイメージできるような選手になりたいなと思っています」

「自分の夢の延長線上に子どもたちん夢が詰まってます」と河村 [写真]=バスケットボールキング

 そして最後に、本気でNBAを目指す中高生へ向けて熱いエールを送った。

「日本のバスケットボールのレベルは間違いなく上がっていますし、NBAに行く選手はこれからどんどん増えてくると思います。NBAは遠い世界じゃないんだというところを忘れずに、自分を信じてコツコツと目の前にある目標を達成していけば、必ず到達できると思うので。僕自身もその夢をより現実的に思ってもらえるように、来シーズン以降も活躍できるように頑張りたいなと思っています」

 シカゴ・ブルズとの2way契約を終えた河村だけに、今後の動向が気になるところだ。オフのつかの間の休息の時間を子どもたちと過ごしたことで、バスケを始めたころの気持ちに戻って、バスケを楽しむことの大切さを伝えながら、自分にも改めて語りかけているようだった。

文=入江美紀雄

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