2026.04.27
ロサンゼルス・レイカーズは、プレーオフに入り、見違えるようなインテンシティを発揮している。ルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスの欠場は、あまりにもロスターへのダメージが大きい。しかし、まるでそれをカンフル剤とするかのように、レブロン・ジェームズとマーカス・スマートを中心に士気を高めている。
八村塁もプレーオフモードに切り替わっている。プレーオフ・ファーストラウンド第4戦を終えた時点で、出場時間は平均39.4分。ヒューストン・ロケッツとの第3戦では、第1クォーターだけで16点を記録し、メディアに対するコメントは冷静ながら、その奥からは確かな熱意が溢れている。
八村のエナジーは、数字にも色濃く反映されている。特に、欠点とされていたディフェンスでのパフォーマンスが印象的だ。

[写真]=Getty Images
これは、極めて大きなステップアップだ。『NBA.com』のデータでは、八村のレギュラーシーズンにおけるディフェンシブフィールドゴール成功率は50.1パーセント。平均9.4本の試投うち、4.7本の成功を許しており、チームの主力の中でも低調な数値となっていた。しかし、プレーオフに入り、パフォーマンスは一転。ディフェンスローテーションでは、相手のスリーポイントで最後までアグレッシブにチェックに入り、ゴール下でもファウルギリギリのラインで難しいシュートを強いており、こうしたディフェンスでの献身性は数字にも如実に反映されている。
代名詞となった3ポイントシュートも、引き続き“絶好調”だ。
「Stat Defender」が4月21日に投稿したデータによると、八村はプレーオフで合計100本以上3ポイントを試投した選手のうち、歴代1位となる48.5パーセントをマークしている。だが、今シーズンは自身の記録的確率さえも凌ぐ精度でショットを沈め、4試合終了時点での成功率は52.6パーセントとなり、“エリートシューター”の看板を背負うに相応しい働きぶりを披露している。

[写真]=Getty Images
レギュラーシーズンに聞こえた批判の声は何処へ。1カ月前までベンチの得点源と見なされていた八村は、この数試合で自身の評価をアップデートした。クリプト・ドットコム・アリーナに帰還して迎える第5戦、“Playoff Rui”は攻守両面で影響力を放ってくれるに違いない。
文=Meiji
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