2024.06.25
2025-26シーズンにNBA王者へ輝いたニューヨーク・ニックスが、この夏にFA(フリーエージェント)となるミッチェル・ロビンソンに代わるバックアップセンターとして、ケボン・ルーニー(ニューオーリンズ・ペリカンズ)の獲得を検討しているようだ。
現地メディア『ClutchPoints』のブレット・シーゲル記者によると、ニックスはセカンドエプロン(補強に厳しい制限がかかる年俸ライン)の超過を回避する方針で、その場合はロビンソンとの再契約が難しくなる見込み。その場合、最低保証契約で獲得可能なバックアップセンターを探す方針で、ペリカンズのルーニーが有力候補の一人として浮上しているという。なお、シカゴ・ブルズのニック・リチャーズも候補に挙がっている。
契約情報サイト『Spotrac』によると、チームの総年俸はセカンドエプロンまで残り約1654万ドル(1ドル=161円換算で約27億円、為替換算は以下同)。ロビンソンとランドリー・シャメットはいずれも制限なしFAとなる予定で、現地メディア『New York Post』は、オーナーのジェームズ・ドーラン氏がセカンドエプロンを超えることに消極的だと報じている。そのため、ロビンソンとの再契約は難しいとの見方が強まっている。
シーゲル記者は「ニックスがセカンドエプロンを超えず、ロビンソンがFAで退団すれば、カール・アンソニー・タウンズに次ぐセンターのポジションに大きな穴が生まれる」と指摘。球団は若手センターのアリエル・フクポルティを高く評価しているものの、バックアップセンターについては低コストなベテランの補強を模索すると伝えている。
ルーニーはゴールデンステイト・ウォリアーズ時代に3度のNBA制覇を経験した実力者であり、現ニックス指揮官のマイク・ブラウンHCとはウォリアーズで長年をともにし、強い信頼関係を築いてきた。同記者によると、ニックスは過去にもルーニー獲得に興味を示していたという。
さらに、NBAインサイダーのクリス・ヘインズ記者は、ペリカンズがルーニーに対する2026-27シーズンのチームオプション(800万ドル、約13億円)を破棄する見込みだと報道。FA市場へ出れば、ニックスにとって現実的な補強候補となる可能性が高まっている。
優勝ロスターの維持とセカンドエプロン回避の両立を目指すニックス。ロビンソンが退団となれば、豊富な優勝経験を持ち、比較的低コストで獲得できる可能性のあるルーニーは、有力なバックアップセンター候補として注目を集めることになりそうだ。
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