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「取りつかれたようにトレーニングしている」ペリカンズ球団社長が語る今夏のザイオン

ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウイリアムソン [写真] = Getty Images
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 ニューオーリンズ・ペリカンズの球団社長(エグゼクティブ・バイスプレジデント)を務めるジョー・デュマースが、ザイオン・ウィリアムソンの今オフの取り組みについて前向きなコメントを残した。

 2019年のNBAドラフトで全体1位指名を受けたザイオンは、プロ入り前から圧倒的な身体能力で大きな注目を集め、NBAでもその才能を証明してきた。しかし、そのキャリアは負傷との戦いの連続でもあった。

 NBAデビューを前に右膝の半月板を損傷し、手術の影響で2019-20シーズンの開幕から離脱。その後も2021年夏に右足を骨折し、2021-22シーズンを全休した。2022-23シーズンにはハムストリングの負傷で長期離脱。2023-24シーズンはプレーイン・トーナメント初戦で左ハムストリングを負傷し、2024-25シーズンも左ハムストリングと腰の負傷によって離脱を重ねた。2025-26シーズンは62試合に出場し出場試合数を伸ばしたものの、82試合制のシーズンをフルに戦い抜くには至らなかった。

 リーグ入りから昨シーズンまでの7シーズンで、ザイオンが実際に出場したレギュラーシーズンは276試合にとどまる。7シーズンすべてで82試合に出場した場合(計574試合)を基準にすると、ザイオンがコートに立ったのは約48.1パーセントにすぎない。1シーズンで70試合以上に出場したのも、2023-24シーズンの一度だけとなっている。

 それでも、コートに立ったザイオンが特別な選手であることに変わりはない。キャリア平均23.8得点6.4リバウンド4.1アシストを記録しており、数字だけでは表現しきれない圧倒的な身体能力を生かしたプレーで、見る者を魅了してきた。そんなザイオンについて、デュマースは現地メディア『NOLA.com』の取材で次のように語っている。

「このリーグにおいて、生半可な気持ちを持ったままで偉大な選手になることはできない。私がこの夏の彼を見て感じているのは、“取りつかれたようにトレーニングしている”ということだ。これほどの努力をしているのは、私にとっても本当に励みになるよ」

 これまで負傷やコンディショニングに悩まされ、パフォーマンスの継続性がたびたび課題として取り沙汰されてきたザイオンだけに、球団幹部から飛び出した「取りつかれたようにトレーニングしている」という言葉は大きなインパクトを持つ。

 デュマースが目にした“取りつかれたような”変化は一時的なものではなく、2026-27シーズンを通じた継続的なパフォーマンスにつながるのか。ペリカンズにとっても、ザイオン自身にとっても、重要なシーズンが始まろうとしている。

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