2026.06.25
ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、この夏のFA(フリーエージェント)市場で注目を集めている。NBAインサイダーのマーク・スタイン記者とジェイク・L・フィッシャー記者は、サンアントニオ・スパーズとブルックリン・ネッツが八村の獲得に関心を寄せていると報じた。
両記者は現地メディア『The Stein Line』の中で、「リーグ関係者によれば、八村の移籍先候補としてネッツの名前がたびたび挙がっている。また、スパーズも八村の獲得に興味を示している」と伝えている。
2019年のNBAドラフトでワシントン・ウィザーズから全体9位指名を受けてNBA入りした八村は、2023年のトレードでレイカーズへ加入。献身的なディフェンスに加え、力強いドライブや3ポイントシュートを武器にローテーションの主力へ定着した。
2025-26シーズンは68試合に出場し、41試合でスターターを務め、平均11.5得点、3.3リバウンドをマーク。フィールドゴール成功率51.4パーセント、3ポイント成功率44.3パーセントと高いシュート効率を残した。複数ポジションをこなせる万能性に加え、近年は得点能力にも磨きがかかっていることから、制限なしFAとなるオフシーズンでは複数球団による争奪戦となる可能性がある。
移籍先候補の一つとして報じられたスパーズは、2025-26シーズンをウェスタン・カンファレンス2位で終え、プレーオフでは前年王者オクラホマシティ・サンダーを破ってNBAファイナルへ進出。ニューヨーク・ニックスの前にあと一歩及ばず優勝は逃したものの、近い将来の王朝到来を予感させる戦いぶりを見せた。ビクター・ウェンバンヤマを中心とした若いコアを擁するチームだけに、サイズやフィジカル、アウトサイドシュートを兼ね備えた八村は、理想的なフロントコートの補強となり得る。
一方のネッツは再建期と呼ばれて久しく、2025-26シーズンもイースタン・カンファレンス13位に終わりポストシーズンを逃した。ネッツは来シーズンに向けたロスター強化を進めており、直近ではミネソタ・ティンバーウルブズからジュリアス・ランドルを獲得。さらに即戦力として期待できる八村にも関心を寄せているようだ。
レイカーズでも着実に評価を高めてきた八村は、キャリアで初めて制限なしFAとして市場に出る見込みだ。スパーズとネッツが関心を寄せるなか、今後さらに獲得へ名乗りを上げる球団は現れるのか。この夏のFA市場を彩る注目選手の一人となりそうだ。
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