2026.06.08
ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードは7月に契約延長の資格を得る中、その去就に注目が集まっている。
2025-26シーズン、レナードは65試合に出場し、キャリアハイとなる平均27.9得点に加え、6.3リバウンド、3.6アシスト、1.9スティールを記録。近年はケガに苦しんできたものの、攻守両面で支配的なパフォーマンスを披露し、34歳にしてキャリア屈指のシーズンを過ごした。
そんなレナードについて、NBAインサイダーのジェイク・L・フィッシャー記者は、古巣であるトロント・ラプターズとサンアントニオ・スパーズへの復帰が移籍シナリオとして浮上していると報道。同記者は現地メディア『The Stein Line』の中で、次のように伝えている。
「トレード交渉においてレナードが契約延長を検討する可能性があるのは、クリッパーズ加入前に所属していたトロント・ラプターズとサンアントニオ・スパーズだけだ」
レナードは現在の契約で保証されている最後のシーズンを迎える予定で、2026-27シーズンの年俸は5030万ドル(1ドル=161円換算で約81億円)。7月7日(現地時間6日)から契約延長の交渉が可能となる。
ただし、スパーズ復帰については実現の可能性は高くないようだ。フィッシャー記者は、ビクター・ウェンバンヤマを中心に新たな黄金時代を築きつつある現状に加え、2018年の退団時に球団との関係が悪化した経緯もあり、双方が再びタッグを組む可能性は不透明だと指摘している。
一方、ラプターズについては状況が異なるという。同記者は「ラプターズはレナードをカナダへ呼び戻すことに本気で関心を示している」と報道。記事によれば、ラプターズは2025-26シーズンにイースタン・カンファレンス第6シードでプレーオフへ返り咲いたことを受け、“勝利を狙う路線(Win Now)”への転換を検討しており、その一環としてレナード獲得を選択肢に入れているという。球団は成長著しいスコッティ・バーンズの隣に、勝負どころを託せるスター選手を加えたい考えのようだ。
2018-19シーズンにラプターズを球団史上初のNBA制覇へ導き、NBAファイナルMVPにも輝いたレナード。この夏は契約延長の資格を得る一方で、トレード市場でもその名が取り沙汰されている。ラプターズとの“再会”は実現するのか。それともクリッパーズ残留を選ぶのか。今夏の去就から目が離せない。
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