2026.07.09
7月9日(現地時間8日、日付は以下同)。マイアミ・ヒートは、今夏のFA(フリーエージェント)戦線で獲得したティム・ハーダウェイJr.を‟ファミリーの一員“として紹介し、会見を行なった。
そこで同席したヒートのパット・ライリー球団社長は、“背番号10”のユニフォームをハーダウェイJr.へ渡した。ヒートの10番は、彼の父ティム・ハーダウェイSr.が約6シーズン着用した背番号で、永久欠番になっている。

ヒートで活躍したハーダウェイSr.[写真]=Getty Images
今月2日。マイアミのラジオ局『WQAM』へ出演した父は「私のレガシー(功績)は私のもので、息子は彼なりのやり方でキャリアを築いている。彼が10番を好んで着用したがっているのは確かだが、あの番号が(アリーナの天井から)下ろされることはない」と語っていた。
すると、ハーダウェイJr.は「最初の考えは、彼の個人的な決断だったと思う。2度目の判断こそが、家族としての決断だった」と、家族で話し合いをしたことで状況が変わったと明かした。
これまでのNBAキャリア13シーズンで、ハーダウェイJr.はヒートでプレーしたことはない。高校時代をフロリダ州で過ごしたとはいえ、ヒートと縁がないようにも思えるのだが、子どもの頃に父がプレーしていた期間で濃密な時間を過ごしていた。
ハーダウェイJr.は、父親が試合をしている間にヒートの練習コートを走り回ったり、家族用のラウンジでビデオゲームをして過ごしたりしていた。彼が成長するにつれ、ライリーはスタッフの誰かに、練習コートで彼にワークアウト(練習)をさせるよう指示するようになった。
そのスタッフが、現在ヒートで指揮を執るエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)だったという。ハーダウェイJr.はこう話す。
「これからは前よりもちょっと真剣な関係になるだろうね。でも何か助言やサポートが必要な時はいつでもコーチのところへ行って話ができるし、そのことに不安はない。彼はそういう相談をするのに最適な人だと思うよ」
ハーダウェイJr.にとって、ヒートは父がプレーした球団であり、自身が幼少期にお世話になったチームでもある。そんなチームから声がかかったのだから、入団するのも当然だったのだろう。
First day on the job 💪 Let’s goooo @T_HardJR! pic.twitter.com/A28HkMgPY6
— Miami HEAT (@MiamiHEAT) July 8, 2026
「電話をもらって、迷う余地はほとんどなかったね。このフランチャイズにとっても、僕個人にとっても、正しい選択だと思う。特に、2人の選手(ヤニス・アデトクンボとバム・アデバヨ)は、彼らの持ち味を最大限に発揮してプレーするために、スペーシングを必要としているから。僕の仕事は、彼らのプレーを楽にすること、つまり確実にショットを決めること」
そう口にしたハーダウェイJr.は、デンバー・ナゲッツでプレーした昨シーズンに80試合へ出場し、平均13.5得点2.6リバウンド1.4アシストをマーク。3ポイントシュート成功率はキャリアハイの40.7パーセント(平均2.8本成功)で、成功数224本はリーグ10位タイ。
ヒートで先発またはベンチスタートかは未定も、ここ7シーズンで5度も200本以上の長距離砲を沈めてきただけに、アデトクンボとアデバヨを擁するチームを助けることができるはずだ。
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