2026.07.12
NBA復帰を目指してトレーニングを続けるビクター・オラディポに、古巣マイアミ・ヒートが関心を示しているようだ。
現地メディア『South Florida Sun Sentinel』によると、ヒートはオラディポのNBA復帰に向けた動向を追っており、チーム施設でトレーニングすることを許可しているという。ヒートは今後、状況次第でオラディポとの契約を検討する可能性があるようだ。
オラディポは2013年のNBAドラフトで全体2位指名を受けてNBA入り。オーランド・マジック、オクラホマシティ・サンダーを経てインディアナ・ペイサーズへ移籍すると、2017-18シーズンには平均23.1得点5.2リバウンド4.3アシスト2.4スティールを記録。同シーズンに自身初のオールスターに選出され、最優秀躍進選手賞(MIP)も受賞した。
しかし、その後は右大腿四頭筋腱断裂など度重なる負傷に苦しめられることとなった。2023年4月には左膝の膝蓋腱を断裂し、以降は長期離脱を余儀なくされた。最後にNBAでプレーしたのは2023-24シーズンで、これまでに5チームで504試合に出場し、通算平均16.9得点4.5リバウンド3.9アシスト1.6スティールを記録している。
ヒートでは2020-21シーズン途中からプレーし、2022-23シーズンには42試合に出場。平均10.7得点3.0リバウンド3.5アシスト1.4スティールを記録した。
オラディポは9月2日(現地時間1日)、『The Players’ Tribune』に「A Letter to NBA GMs」と題した文章を寄稿。NBAの各球団GMに向け、自身のキャリアや度重なる負傷、ここ数年のリハビリについて綴った。
そのなかでオラディポは、大ケガを経験した後の3年間について、「リハビリ、ジム、そしてセラピーにも取り組んできた」と説明。長い苦難の時間を振り返ったうえで、現在は再びバスケットボールをプレーする時が来たと記している。
オラディポは続けて「今の自分は34歳。何度も山を登ろうとしては突き落とされ、それでも挑戦することをやめなかった」と、自身の現在地を表現した。そして、「身体はようやく万全になった。まだ素晴らしく、そして何より勝利につながるバスケットボールが残っている。NBAのロッカールームで貢献できる。今、自分が求めているのは、それを証明する機会だ」とNBA復帰への強い思いを明かした。
オラディポは今年7月、ラスベガスで開催されたNBAサマーリーグ期間中にもNBA球団のフロント陣を前にプライベートワークアウトを実施。また、昨シーズンはGリーグのウィスコンシン・ハードでもプレーしており、実戦復帰に向けた準備を進めてきたという。
現時点でヒートとの契約が決まったわけではないものの、オラディポにとってはNBA復帰への大きな一歩となる可能性がある。かつてマイアミでプレーした元オールスターが、再びヒートのユニフォームに袖を通すことになるのか。オラディポの挑戦に、引き続き注目が集まる。
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