2025.02.21

アジア杯予選でBリーグ所属選手が激突…秋田のガディアガや北海道のラモスら活躍

アジアカップ2025予選Window3で対戦したガディアガとラモス[写真]=fiba.basketball
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 2月20日に各地で「FIBAアジアカップ2025予選」Window3が行われ、日本代表以外でもBリーグに所属する選手が活躍。台北和平バスケットボール体育館で行われたチャイニーズ・タイペイ代表(FIBAランキング79位)vsフィリピン代表(同34位)では、両チーム合わせて4名のBリーグ所属選手がプレーした。

 チャイニーズ・タイペイは曾祥鈞ファイティングイーグルス名古屋)のフリースローで先制すると、2点リードして迎えた第2クォーターにはガディアガモハマドアルバシール秋田ノーザンハピネッツ)が開始2分ほどで10得点を稼ぐ活躍。

 対するフィリピンは、ドワイト・ラモスレバンガ北海道)が2本の3ポイントシュートとダンクを決め2点差として折り返すも、第3クォーターに再び2桁点差に離される展開に。第4クォーター残り4分をきったところで一時逆転したが、クラッチタイムで踏ん張りきれず、最終スコア91-84でチャイニーズ・タイペイに軍配が上がった。

 勝利したチャイニーズ・タイペイは、ベンチスタートだったガディアガが3ポイント4本を含む21得点4リバウンド1アシスト1スティールでチームをけん引し、曾は7分26秒の出場で2得点2リバウンド3アシストを記録。今予選2勝目(3敗)を挙げ、3位からの予選通過に望みをつないだ。

 一方、すでに予選通過を決めているフィリピン代表は、帰化選手のジャスティン・ブラウンリーが3ポイント8本を含む39得点8アシスト6リバウンドゲームハイの活躍を見せたものの今予選初黒星(4勝1敗)。チーム最長38分30秒の出場となったラモスが15得点5リバウンド1アシスト、エージェー・エドゥ長崎ヴェルカ)は10得点6リバウンド1ブロックをマークした。

 両チームともに次戦は23日に開催。各グループ3位の合計6チームで4枠を争う2次ラウンド進出が決まったチャイニーズ・タイペイは、グループB最下位の香港代表(同115位)と対戦し、フィリピンは4勝1敗で並ぶニュージーランド代表(同22位)とグループB首位の座をかけて激突する。

■試合結果
チャイニーズ・タイペイ 91-84 フィリピン
TPE|22|25|24|20|=91
PHL|20|25|16|23|=84

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