2021.11.21

大黒柱ニコラ・ヨキッチが右手首捻挫…ナゲッツ指揮官は「復帰時期は決まっていない」

ヨキッチは誰もが認めるナゲッツの大黒柱[写真]=Getty Images
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 デンバー・ナゲッツが深刻な戦力ダウンを余儀なくされている。開幕からジャマール・マレー(左膝の前十字靭帯断裂)を欠き、マイケル・ポーターJr.も腰の痛みのため戦線離脱。

 さらにはニコラ・ヨキッチも右手首の捻挫によって11月20日(現地時間19日、日付は以下同)のシカゴ・ブルズ戦を欠場。この試合で、昨季のMVPは右手首を補強した状態でコートサイドからチームメートたちの戦いを見守っていた。

 ナゲッツの大黒柱は、今季14試合の出場で平均26.4得点13.6リバウンド6.4アシスト1.2スティールといずれもチームトップの成績を残す最重要人物。

 22日には現在11連勝中と波に乗るフェニックス・サンズとの一戦が組まれているのだが、ヨキッチのステータスは‟Day To Day”のため、この試合も欠場する可能性がある。

 マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「長期間の離脱にはならないだろう」としながらも、「同時に、片手だけでプレーする彼を送り出したくはない。彼がプレーできるようになればそうする。(復帰は)フェニックス戦になるかもしれないし、あるいは1週間以内になる可能性もある。今の時点で具体的な復帰時期は決まっていない」と様子を見ているようだ。

 ヨキッチがプレーできるコンディションにあるならば、チームのためにコートへ立つだろう。だが強行出場したことで右手首の痛みが悪化してしまうことだけは、何としてでも避けたいはず。

 チームは3連敗中で、ウェスタン・カンファレンス5位タイの9勝7敗であるものの、ヨキッチにはまず患部の治療を受けて、プレーできるコンディションまで回復してほしいところだ。

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