2023.05.05

ベオグラードで起きた銃乱射事件…マブスのルカ・ドンチッチが被害者への支援金を決定

セルビアの周辺国であるスロベニア出身のドンチッチ[写真]=Getty Images
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 5月4日(現地時間3日)に起きたセルビア・ベオグラードの銃撃事件。生徒8人、警備員1人を含む計16人が死傷するなど凄惨を極めたこの一件について、ルカ・ドンチッチダラス・マーベリックス)が葬儀費用およびクラスメート、スタッフのカウンセリング費用を負担すると報じられた。現地メディア『ESPN』が伝えている。

 祖母、叔父、叔母、10代の従兄弟がセルビアに住んでいるなど、同国と深いつながりを持つ同選手。この銃撃事件について、ドンチッチは自らの名を冠した「ルカ・ドンチッチ財団」をとおし、期間を問わず支援を続けていくという。

 また、ドンチッチはセルビア出身や、バルカン半島にルーツを持つ選手の協力も歓迎している模様。リーグの現役選手ではニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)やボグダン・ボグダノビッチ(アトランタ・ホークス)などがセルビア生まれのプレーヤーであり、彼らがドンチッチの支援をサポートする可能性もあるだろう。

 ドンチッチはベオグラードで起きた事件について、以下のように声明を発表している。

「セルビアで起きた悲劇的な銃乱射事件と、罪のない小学生を含む命が失われたことに心を痛めています。私の思いは、この悲劇によって影響を受けた家族およびコミュニティ全体とともにあります。私の財団を通じて、銃撃事件で影響を受けた生徒、教職員、家族を支援するための直接的な方法と長期的な方法の両方を模索しています。私は全力で取り組み、詳細が明らかになり次第、最新情報や支援方法をお伝えしていきます」

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