2023.09.20

オースティン・リーブスがバスケW杯優勝&MVPの元同僚を賞賛「デニス・シュルーダーに拍手を」

オフシーズンの一幕がSNSに投稿されたリーブス[写真]=fiba.basketball
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 今夏、ドイツ代表(FIBAランキング3位)の初優勝で幕を閉じた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。優勝候補の一角、アメリカ代表(同1位)は準決勝でドイツと激突し、111-113で惜しくもファイナル進出を逃した。

 アメリカはロスター全員がNBA所属プレーヤー、ドイツも4名がNBAのチームに在籍するなど、見知った関係の選手同士がぶつかったセミファイナル。アメリカの主力ガード、オースティン・リーブスと大会MVPのデニス・シュルーダーも、昨シーズンは八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズで共闘した間柄だ。

レイカーズのバックコートを支えたリーブス(左)とシュルーダー(右)[写真]=Getty Images

 ともにガードのポジションとして母国をけん引した両名。ハイスコアゲームとなったワールドカップ準決勝で、勝利したシュルーダーは17得点9アシスト、惜敗したリーブスは21得点の活躍を見せた。

 そんななか、オフシーズンを過ごしているリーブスのゴルフを楽しむ動画がSNS上に投稿。元チームメートのシュルーダーに対し、改めて賞賛の言葉を贈っている。「デニス・シュルーダーに拍手を。君たちが僕らを負かしたことは腹立たしいけど、ドイツが優勝したことは僕にとって2番目に嬉しい結果だ」。

 祖母がドイツ出身ということから、ドイツ代表でのプレーも選択肢にあったリーブス。それでもアメリカの国旗を背負う決断を下し、ワールドカップは4位という結果に終わったものの、ルーツがあるドイツの優勝に喜びを見せた。

 シュルーダーがトロント・ラプターズに移籍したことで、今シーズンは敵として相まみえる2人。リーブスはワールドカップの悔しさを晴らすためにも、全力でシュルーダーにぶつかってもらいたい。

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