2024.03.22
今夏、ドイツ代表(FIBAランキング3位)の初優勝で幕を閉じた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」。優勝候補の一角、アメリカ代表(同1位)は準決勝でドイツと激突し、111-113で惜しくもファイナル進出を逃した。
アメリカはロスター全員がNBA所属プレーヤー、ドイツも4名がNBAのチームに在籍するなど、見知った関係の選手同士がぶつかったセミファイナル。アメリカの主力ガード、オースティン・リーブスと大会MVPのデニス・シュルーダーも、昨シーズンは八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズで共闘した間柄だ。
ともにガードのポジションとして母国をけん引した両名。ハイスコアゲームとなったワールドカップ準決勝で、勝利したシュルーダーは17得点9アシスト、惜敗したリーブスは21得点の活躍を見せた。
そんななか、オフシーズンを過ごしているリーブスのゴルフを楽しむ動画がSNS上に投稿。元チームメートのシュルーダーに対し、改めて賞賛の言葉を贈っている。「デニス・シュルーダーに拍手を。君たちが僕らを負かしたことは腹立たしいけど、ドイツが優勝したことは僕にとって2番目に嬉しい結果だ」。
"Shoutout to my boy Dennis Schroder. Obviously pissed that y'all beat us [in the FIBA World Cup]… It's the second best option."
-Austin Reaves 😅
(via hillbillybogey/TT) pic.twitter.com/8TkCFhOEwc
— ClutchPoints (@ClutchPoints) September 19, 2023
祖母がドイツ出身ということから、ドイツ代表でのプレーも選択肢にあったリーブス。それでもアメリカの国旗を背負う決断を下し、ワールドカップは4位という結果に終わったものの、ルーツがあるドイツの優勝に喜びを見せた。
シュルーダーがトロント・ラプターズに移籍したことで、今シーズンは敵として相まみえる2人。リーブスはワールドカップの悔しさを晴らすためにも、全力でシュルーダーにぶつかってもらいたい。
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