2024.09.06
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、1年6260万ドル(1ドル=145円換算で約90億7700万円、為替換算は以下同)の延長契約に合意した模様。現地メディア『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。
今回の延長契約により、ウォリアーズはカリーを2026-27シーズンまで契約下に置いたこととなる。カリーは次の3シーズンで総額1億7800万ドル(258億1000万円)が保証される。
カリーとウォリアーズは、2021年に4年2億1500万ドル(311億7500万円)の延長契約を結び、2025-26シーズンまでの契約を交わしていた。2017年にも5年2億1000万ドル(304億5000万円)の延長契約を結んでいたカリーは、2021年当時の延長契約で「NBA史上初めて2度の2億ドル超えの契約を交わした選手」として話題を集めた。
今回の契約内容について、過去の延長契約に比べると年数が短い印象を受けるかも知れないが、現地メディアでは契約金額に対して注目が集まっている。カリーは今回の延長契約により、NBA史上3人目の「総額5億ドル(725億円)以上の契約を交わした選手」となった。なお、他2人はパリオリンピックの同志でもあるレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)である。
また、現地メディア『Cluthpoints』によると、カリーが今回契約した1年6260万ドルという金額は、ウォリアーズと同じカリフォルニア州に本拠地を構えるメジャーリーグの球団オークランド・アスレチックスの今シーズンにおける選手全員の年俸(合計6230万ドル)よりも高いという。
カリーは先日、インスタグラムのプロフィールから「ウォリアーズのガード」を削除し「オリンピック金メダリスト」に変更していた。この行動も相まって、同じくこのオフシーズンにウォリアーズを退団したクレイ・トンプソン(ダラス・マーベリックス)と同様に移籍の噂も取り沙汰されたが、今回の延長契約によってウォリアーズのファンはそっと胸をなでおろしたことだろう。
報道によれば、8月30日(現地時間29日)に延長契約が締結される見込みとのこと。
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