3連敗であとがないグリズリーズ…第3戦で左股関節を負傷したモラントが第4戦を欠場か

グリズリーズを引っ張るモラント[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　4月26日（現地時間25日、日付は以下同）。メンフィス・グリズリーズは、翌27日に行われるオクラホマシティ・サンダーとの「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンド第4戦に向けたチーム練習をこなした。

　もっとも、この練習にエースのジャ・モラントは参加できず。「プレーイン・トーナメント2025」で右足首を捻挫していたガードは、25日のシリーズ第3戦で15得点5アシストこそ残すも、第2クォーター残り3分15秒にファストブレイクでリムへ向かって跳び上がった際にルーゲンツ・ドート（サンダー）のファウルでコートへ激しく落下。

　左股関節を負傷したモラントは、足を引きずりながらフリースローラインへ立つも、2本とも失敗。その後再びコートへ戻ることができずにいた。

　アウェーで2連敗スタートとなったグリズリーズは、ホームのフェデックス・フォーラムで行なわれた第3戦で最大29点差をつけ、モラントが負傷離脱した時点でも27点リード（67－40）していた。ところが、そこからサンダーの猛反撃に遭い、最終スコア108－114であとがなくなった。

　3連敗に追い込まれたグリズリーズは、モラントの第4戦の出場ステータスをダウトフル（Doubtful＝疑わしい）としているものの、『ESPN』はこの男が欠場することになると報道。

　NBAプレーオフの7戦シリーズ（4戦先勝）で、0勝3敗から4連勝したチームは皆無。グリズリーズとしては、シリーズ平均18.3得点5.0アシストのモラントに次ぐ同17.3得点5.3リバウンドを残すジャレン・ジャクソンJr.、第3戦でチームトップの28得点に5リバウンド5アシスト3スティールを記録したスコッティ・ピペンJr.の活躍、シリーズ平均12.7得点と不調のデズモンド・ベインの奮起に期待したいところだ。