2025.04.26

ウォリアーズ指揮官が第2戦で負傷退場したバトラーを語る「出場するチャンスはある」

第3戦に出場できるか注目されているバトラー[写真]=Getty Images
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 ウェスタン・カンファレンス第2シードのヒューストン・ロケッツと、第7シードのゴールデンステイト・ウォリアーズによる「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンドは、2試合を終えて1勝1敗のタイ。

 シリーズは会場をロケッツのホーム、トヨタ・センターからウォリアーズのホーム、チェイス・センターへ移して27日にシリーズ第3戦が行われる。

 21日の初戦を95-85で制したウォリアーズだったが、24日の第2戦では94-109で敗戦。この試合でフィールドゴール成功率41.3パーセント(33/80)に終わったのだが、最も痛かったのはジミー・バトラーの離脱だろう。

 シリーズ初戦で25得点7リバウンド6アシスト5スティールの活躍で勝利に大きく貢献した35歳のベテランは、第2戦の前半途中に骨盤を打撲したことで負傷退場。

 そのバトラーは25日にMRI検査を受け、臀部深部筋の打撲であることが判明。27日のシリーズ第3戦に向けた出場ステータスはクエスチョナブル(Questionable=不確か)のため、現時点で欠場が決まったわけではない。

 スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、バトラーについて「彼が出場するチャンスはある」と話していた。

「私は比較的、楽観視している。ジミーにはどんなことがあろうと耐え抜いてプレーしようとする意欲がある。今回のケガはday-to-day(その日のコンディション次第)なのは確かだから、明日彼がどんな状態なのかを見守っていく。ただ、私は彼がプレーするチャンスはあると見ている」

 ウォリアーズではステフィン・カリーが両チームトップのシリーズ平均25.5得点に5.5リバウンド6.0アシスト、フィールドゴール成功率52.9パーセント、3ポイントシュート成功率50.0パーセントを残しているとはいえ、攻防両面でインパクトを与えるバトラーがいるかいないかで状況は変わってくるだけに、この男のコンディションは気になるところだ。

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