2023.08.29

ドイツ代表がフィンランド代表を下し3戦全勝でGS突破…101得点快勝で2次ラウンドへ

チームトップタイの15得点を挙げたシュルーダー[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 8月28日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」1次ラウンド・グループEの第3戦が沖縄アリーナで行われ、ドイツ代表(FIBAランキング11位)がフィンランド代表(同24位)を下し、グループステージ3戦全勝で2次ラウンド進出を決めた。

 第1クォーターこそフィンランドに攻勢を許し、19-22とビハインドで終えたドイツだったが、第2クォーターにフィンランドのシュートが落ち始めると、その隙を見逃さずに攻め立て逆転に成功。その後もフィンランドのエース、ラウリ・マルカネン(ユタ・ジャズ)を中心とする攻撃に手を焼きながらも、47-39と優位に立って試合を折り返した。

 続く第3クォーターでは、フィンランドのアウトサイドシュートを止められないながらも、ドイツはデニス・シュルーダー(トロント・ラプターズ)の積極的な攻撃と、インサイド陣の献身的な働きでリードを拡大。76-55でこのクォーターを終えた。

 21点差で迎えた第4クォーターでも、ドイツはフィンランドを寄せつけない。控えメンバー中心の布陣で最後の10分に臨んだドイツだったが、点差をさらに拡大して勝利を決定的なものに。結局、101-75でドイツが勝利を収め、グループステージ全勝で2次ラウンド進出を決めた。

 ドイツは、シュルーダーとアイザック・ボンガがチーム最多の15得点をマーク。また、シュルーダーらを含むロスター12選手中11選手が得点を記録するなど、層の厚さを見せた。対するフィンランドはオリビエ・ンカムフアが14得点、マルカネンほか1選手が12得点を挙げたが、今大会初勝利とはならず。グループステージ3敗で順位決定戦へ回ることとなった。

■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」1次ラウンド グループE(@沖縄)試合結果
ドイツ代表 101-75 フィンランド代表
GER|19|28|29|25|=101
FIN|22|17|16|20|=75

男子ドイツ代表の関連記事