2022.08.10
10月9・10日に各地でBリーグ第2節が行われ、群馬クレインサンダーズがホームで千葉ジェッツと対戦した。
開幕戦で昨シーズン準優勝の宇都宮ブレックスと対戦し、2試合連続で延長戦となったものの、見事に勝ち切った群馬。ホーム開幕戦では昨シーズンの王者・千葉ジェッツとの対戦ということもあって大きな注目を集めたが、第1戦は74-103で大敗を喫してしまう。続く第2戦は、第1クォーターで30得点を奪う好スタートを切るも、第4クォーターに千葉の猛攻を受け、81-97で敗れた。
試合後会見に応じた群馬のトーマス・ウィスマンヘッドコーチは、「出だしは良かったと思いますが、後半につれて悪くなっていった」とコメント。「40分間しっかりキープして戦わないといけなかった」と反省した。
第2戦は結果的に16点差での敗戦となったものの、立ち上がりから特長である早い展開のバスケットを披露し、第3クォーター終了時までリードを守り抜いた。ウィスマンHCも「選手たちがしっかり戦ってくれたこと、本当に選手を誇りに思います」と称賛。「昨日よりも全然違った戦い方をしてくれて、戦う姿勢というものを見せられたと思う」と評価した。
群馬は第1戦で3ポイントシュートが16分の1と、外角のシュート精度に苦しんだが、第2戦ではきっちり修正。3ポイントシュートを11本成功させ、チーム全体で40.7パーセントという高確率を記録した。第2戦でチーム最多となる4本の3ポイントシュートを沈め、33得点を挙げたトレイ・ジョーンズは「昨日(第1戦)は落胆した試合をしてしまったけれど、みんなで一回気合を入れて臨んだ」といい、「出だしからみんながファイトして戦って、いい内容になったと思う」とチーム全員でしっかりと気持ちを入れ直して臨めたことに満足感を得ているようだ。
ただ、第2戦では好スタートを切ったものの、前述のとおり第4クォーターに猛攻を受け、悔しい逆転負け。ジョーンズは「後半はみんながガス欠をしてしまった」と話し、「ここで勝ち切れるチームになっていかないとダメなので、しっかりとやっていきたい」と反省を口にした。
B1初挑戦ながら強豪チームと堂々たる戦いぶりを披露する群馬。次節はホーム・太田市運動公園市民体育館で西地区の強豪、シーホース三河と対戦する。
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