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12月27日、東京体育館にて「SoftBank ウインターカップ2020 令和2年度 第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開催。男子準々決勝において、仙台大学附属明成高校(ブロック推薦/宮城県)と福岡第一高校(ブロック推薦/福岡県)が対戦した。
福岡第一を相手に、明成は序盤劣勢を強いられる。福岡第一のキエキエ・トピー・アリが9得点、ハーパージャン・ローレンス・ジュニアが5アシストを記録するなど躍動し、第1クォーターは14-20と6点のビハインドを背負うことに。続く第2クォーターは互いにロースコアの展開となり、25-31と点差は変わらないまま後半へ。
第3クォーターは明成が追い上げに成功し、残り3分時点で山﨑一渉の3ポイントが決まって逆転に成功。以降はリードチェンジを繰り返す展開となり、終盤に福岡第一に連続得点を許したことで44-48で最終クォーターへ。最後の10分間も一進一退の攻防が続くなか、試合時間残り5分45秒に福岡第一のアリがファウルアウトに。その後、残り56秒時点で山内ジャヘル琉人のフリースローが決まり、62-61と明成が勝ち越しに成功する。
その後、山内がさらに2点を加点。残り10秒で迎えた福岡第一のオフェンスを凌ぎ切り、最終スコア64-61で明成が準々決勝突破を果たした。
明成は山﨑が29得点17リバウンド、越田大翔が14得点を記録。福岡第一はアリが19得点15リバウンド、ジュニアが12得点11リバウンドをマークした。
■試合結果
福岡第一 61-64 仙台大学附属明成
福岡第一|20|11|17|13|=61
仙台大学附属明成|14|11|19|20|=64
※スコアはすべて速報値