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12月27日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子3回戦が行われ、福岡大学附属大濠高校(福岡県)が阪南大学高校(大阪府)と対戦。序盤から強烈な攻防で福大大濠が主導権を握ると、川島悠翔(2年)や湧川颯斗(3年)の活躍も光り、83-55と快勝で8強入りを果たした。
30得点13リバウンドと強烈なダブルダブルで準々決勝進出の原動力となった川島だが、試合後のメディア対応では「まだまだチームとして隙があると思う」とここまでの戦いを冷静に振り返った。
「イージーショットだったり、イージーミスがまだあるので。そういうところを第一(福岡第一高校)さんは狙ってくるし、そこから流れが変わることもあると思うので。そういう隙を見せないようにやっていきたいです」
阪南大戦での勝因については、「リバウンドの場面などで、高さを生かしたのが良かったと思います」と分析。次戦は藤枝明誠高校(静岡県)とベスト4をかけて争うが、「留学生もいて、阪南大と同じような相手だと思います。3ポイントシュートもしっかり決めて、自分たちの高さで圧倒できるようにしていきたいです」と、チームの強みを全面に押していくと語った。
また昨年と比べ、スコアリングの役割が強まったと語った川島。「得点を取る、ということを任されているので。積極的にゴールへ向かって、チームの流れを変えられる選手になりたいです」。
次戦はインターハイ3位・藤枝明誠との一戦。決勝進出に向け山場を迎える福大大濠だが、川島には攻防両面で試合を支配する活躍が期待される。