2022.07.19
7月11日、バスケットボール日本代表の公式Twitterが動画を投稿。「FIBAアジアカップ2022」に挑む男子日本代表(FIBAランキング38位)の渡邊雄太がコメントした。
渡邊にとってトム・ホーバスヘッドコーチ体制で初の代表活動。メンフィス・グリズリーズとトロント・ラプターズでプレーしたNBAでの計4シーズンに加え、「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」や「東京2020オリンピック競技大会」など、世界での戦いを知る男の合流はチームにとって大きなことだろう。チーム最年少21歳の富永啓生(ネブラスカ大学)や河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ )を含め、多くの若手が名を連ねたロスターの平均年齢は25.7歳。チームの中心として期待される27歳は、自身の役割についてこう語った。
「若くて、経験の足りない選手がたくさんいるので、そういう選手たちにはこの大会を通じて、国際大会がどういうものかを経験してもらいたいです。僕はいろいろと経験してきている身として、国際大会の難しさや楽しさを伝えたいです。今までアメリカや日本代表での国際大会で経験してきたものをみんなに伝えていくのが、これからの僕の仕事になると思っています」
アメリカでは新シーズンに向けた「NBA 2K23サマーリーグ2022」が始まったことで、「ワークアウトがストップして、みんなが(開催地の)ラスベガスに行ってしまいます」。貴重なオフシーズンを代表活動に充てることになるが、「この時期に代表の大会があるのはありがたいです。試合に出ることによって、試合勘を取り戻すことができます」と前向きだ。また、ホーバスHCのバスケットを経験するのは初めてのことで、「彼に僕のことを知ってもらう意味でも、僕がコーチのことを知る意味でも、すごく貴重な時間になると思います」と話した。
最後に日本のファンに向けて「いつも応援ありがとうございます。このアジアカップでしっかりと結果を残せるように、ここにいるみんなで頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。
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