2023.09.01
8月29日に沖縄アリーナで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の1次ラウンド最終戦が行われ、グループEでは男子日本代表(FIBAランキング36位)がオーストラリア代表(同3位)と対戦。最大27点ビハインドを追い上げたものの、89-109で敗れ、17-32位決定ラウンドへ進むことが決まった。
27日のフィンランド代表(同24位)でベンチから17得点を挙げた比江島慎(宇都宮ブレックス)がスターティングファイブに抜擢。「先発で出ようが、控えで出ようが、自分のプレーは変わらない」との思いでコートに立ったものの、第1クォーター開始1分47秒に記録したチーム初得点の2得点にとどまった。
フィンランド戦のように果敢に攻め込んだが、「一人ひとりの能力が高い」オーストラリアのディフェンスを前に苦戦。「ファウルを取ってもらいたかったのが正直なところ」と漏らしつつ、「それも彼らの技術の一つかもしれません。もっと強くアタックしなければいけないし、ボールをしっかりと確保しなければいけません。それらは反省です」と自身のプレーを振り返った。
後半のスコアだけ見れば、ドイツ代表(同11位)との初戦同様に相手を上回った。比江島は「後半はスイッチで相手のリズムを狂わすことができました」と語り、「アジャストできるのが成長している部分」と、強豪国との戦いで得たチームとしての手応えを口にした。
2次ラウンド進出こそ逃したものの、「2024年パリオリンピック」出場権獲得の可能性が消えたわけではない。チーム最年長は「まだまだ終わったわけではない」と前向き。「明確な目標があるし、下を向く選手はいないと思います。そこは心配ないです。逆にもっともっとモチベーションを上げてやっていければ」とも語り、目標のアジア勢1位に向けてさらにチームの士気を高めていく。
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