2023.12.16
8月10日から13日の期間、国立代々木競技場第二体育館にて「Sun Chlorella presents World University Basketball Series(WUBS)」が開催。日本からは東海大学と白鷗大学の2校が参加し、白鷗大は初のWUBSに挑む。昨年のインカレ準優勝校は、今回の国際試合でどんなバスケットを披露し、どんな学びを得るのか。自他ともに認めるチームのエース・脇真人(4年)に話を聞いた。
取材・文=小沼克年
写真=伊藤大允
――まずは白鷗大のスタイルや今シーズンの特徴を教えてください。
脇 白鷗大学はハードなディフェンスからファストブレイクを主体とするチームです。今年は去年よりも勢いのあるチームだと感じていますし、持ち味のディフェンスを貫くことでチームに勢いが生まれるという意識でプレーしています。
――その中で、脇選手はエースかつ最上級生としてどんなことを意識していますか?
脇 自分たちの一番の目標は日本一です。それを達成するためにはやっぱり自分がやらなければいけないことは分かっていますし、チームを引っ張る責任感は強く持っています。今回のWUBSもそうですし、今後のリーグ戦、インカレ、どんな試合でも『負けたら自分のせい』という気持ちで戦うつもりです。
――8月10日から2度目のWUBSが開幕します。白鷗大は今大会が初出場となりますが、現在の心境や意気込みがいかがですか?
脇 今回、普段のチームメートと一緒に海外の大学と試合ができることは本当にうれしいです。その分、しっかりとチームとしてのプライドや日本を代表して出場するプライドを持って戦わなければいけないと思っていますし、開催国であるからには優勝したいという気持ちもあります。どのチームと当たっても全員が強いプライドを持って戦えば通用すると思っているので、まずはそこを大事にしたいです。
――改めて「白鷗大のここに注目してほしい」というポイントを教えてください。
脇 自分たちのスタイルを発揮して、海外のチームにも『白鷗大はディフェンスからのブレイクが武器』というイメージを持ってもらえるようにしたいです。そのためには全員がいつもどおりのプレーをして、チームが1つにならなければいけないと思っています。
――ご自身のプレーではいかがですか?
脇 個人的にはオフェンス力に注目してもらいたいです。チームの軸はディフェンスですけど、僕の一番の強みは得点を取ることです。今はドライブだけじゃなく3ポイントにも自信を持っているので、会場の方々を楽しませられるように頑張ります。
あとは、海外のチームと試合経験がない選手もいるので、自分が経験したことをしっかりと伝えて、WUBSでは今までと違う面でもチームを引っ張りたいです。
――WUBSを通して培った経験が、今後のチームの成長にも良い影響を与えると思います。改めて、どのような大会にしたいと考えていますか?
脇 そうですね。今回のWUBSは日本で東海大と白鷗大しかチームとして出場できないですし、その経験を次にどう繋げるかは自分たち次第だと思います。決して無駄にはしたくないですし、去年の東海大のようにインカレ優勝まで繋げたいです。WUBSを通しても全員がレベルアップできるように頑張りたいと思います。
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