2023.08.03

【WUBS出場チーム紹介】シドニー大学「オーストラリアチャンピオンがWUBS初出場」

オーストラリア王者、シドニー大がWUBS初出場 [写真]=University of Sydney
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8月10日から13日の期間、国立代々木競技場第二体育館にて開催される「Sun Chlorella presents World University Basketball Series(WUBS)」は、昨年産声をあげたアジアの大学バスケ界がより高みを目指すために創設された国際バスケットボール選手権大会。2回目となる今回は計8大学が参加して、2代目WUBSチャンピオンを目指す。『大学バスケの新時代』と銘打たれた真夏の祭典を前に、出場チームを紹介する。

UBLリーグ戦で全勝優勝を達成

 南半球オーストラリアからWUBSへ初参戦するのがシドニー大学だ。LIONSの愛称で親しまれる同校は、オーストラリアの大学バスケットボールリーグUBL(University Basketball League)に所属。2022年シーズンのリーグでは全勝優勝を飾り、オーストラリア王者に輝いた強豪だ。

オーストラリアのUBLで2022年全勝優勝を達成 [写真]=University of Sydney


 オーストラリアの大都市にキャンパスを持つシドニー大は、オーストラリア最古の大学で160年以上の歴史と伝統を持つ名門校。アメリカのアイビーリーグやイギリスのラッセルグループと並ぶと言われる、オーストラリアの最も優れた名門校が加盟する“Group of Eight”。シドニー大はその代表格と言われる学校でもある。それだけに卒業生にはオーストラリアの政財界、ノーベル賞受賞者など、国の中枢で活躍する人材を排出している。

WUBS初戦で前回王者アテネオ・デ・マニラ大と対戦

 WUBS初出場にあたり、シドニー大のトム・ガーレップヘッドコーチがコメントを発表した。

「シドニーの大学バスケットボール、そしてオーストラリアの大学バスケットボールを代表して『WUBS』に出場する機会をいただき、とても感謝しています。このような大会に招待いただくことを光栄に思っています。主催者や対戦相手への敬意とともに、オーストラリアが誇る闘争心を胸に大会に臨みたいと思います」

ライオンズのキープレーヤー、マイキー・ユーン [写真]=University of Sydney


 シドニー大は初戦で昨年の優勝チーム、アテネオ・デ・マニラ大学(フィリピン)との対戦が決まっている。その後の大会の行方を左右するかもしれないこの組み合わせは、見逃せない一戦と言えるだろう。

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