アジア杯前最後の2連戦は引き分けスタート…ゲインズHC「改善点を明確にできたのはいいこと」

引き分けに終わったデンマーク戦を振り返った女子日本代表のコーリー・ゲインズヘッドコーチ [写真]＝野口岳彦

　7月3日に有明アリーナ「三井不動産カップ2025（東京大会）」が行われ、女子日本代表（FIBAランキング9位）がデンマーク代表（同55位）と対戦。第1クォーターの最大13点ビハインドを第3クォーターにひっくり返したものの、最後の10分間に詰め寄られ、65－65の同点で初戦を終えた。

　コーリー・ゲインズヘッドコーチは試合直後にコート上で行われたインタビューにて「まずはこの素晴らしい機会を提供していただいた三井不動産さまに感謝を申し上げます」と挨拶。「この試合で学んだことは多かったです。自分たちらしくプレーできず、ミスや修正点が多かったと思います」と振り返りつつ、「細かいミスでしたが、それが一番大事です。細かいミスは必ず修正しなければいけないと思っています。ただ、学ぶのはいいことです。アジアカップに向けて、改善点を明確にできたのはいいことだと思います」と続けた。

　13日に中国で開幕の「FIBA女子アジアカップ2025」まで、公開される強化試合は4日に行われるデンマークとの第2戦のみ。指揮官は「まずは明日の試合にフォーカスしていきたいと思います。明日の試合では皆さんに必ず改善を見せたいです。そして、アジアカップに向けて毎日成長して、世界のファンに対してベストな状態を見せたいと思っています」と決意を口にした。