2025.08.08
7月31日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第247回が配信。NBAシカゴ・ブルズとの2Way契約を締結した河村勇輝が持つ武器や、FIBAアジアカップ2025における女子日本代表の活躍と出場メンバーが発表された男子日本代表などについて語った。
日頃から選手との直接的なコミュニケーションを重視していると明かした島田チェアマン。その一人である河村の2Way契約について「すごい、の一言ですよね。やっぱり志しが高い」と、NBA2シーズン目の契約をつかみ取った成果を賞賛。また「前は“Bリーグの選手として恥じぬように”といった気持ちの見えるやり取りが多かったですが、今はもう“アジアを背負っていきます”というような形になって。段々と背負っているものが大きくなっている」と、河村の心境の変化に触れた。
さらに現地関係者から得た情報として、河村が特に評価されているのは「アジャスト力」だと解説。河村が日本代表でトム・ホーバスヘッドコーチから3ポイントシュートを積極的に打つよう要求され、持ち前のアシストスキルに加え得点力を伸ばしたことも例に挙げ、島田チェアマンは「河村選手は賢い。だから言われたことを、頭で理解したものを体現できるというスキルが尋常じゃないんですよね」と、状況に応じて求められた通りに役割を変化させる適応力の高さを評価した。
また、7月中旬開催の『FIBA女子アジアカップ2025』で女子日本代表(FIBA女子ランキング9位)が準優勝を飾ったことに「おめでとうございます」と祝福。特に準決勝の中国代表(同4位)戦で体格差を恐れず挑む姿勢や、19歳の田中こころ(ENEOSサンフラワーズ)が第1クォーターだけで21得点を挙げた爆発力を評価。コーリー・ゲインズHC体制初の国際大会で見せたチーム力向上に「(今回の大会を踏まえ)ここからチームを作っていって、ロサンゼルス2028オリンピックとか楽しみですよね」と、さらなる成長に期待を寄せた。
8月開催の『FIBAアジアカップ2025』に出場する男子日本代表(FIBA男子ランキング21位)の登録ロスター12名が発表された件についても言及。強化試合では若手中心のチーム作りで様々なことを試してきたが、最終的に馴染みのある安定したメンバーとなったことについて、島田チェアマンは「いいメンバーになったんじゃないですか」と前置きしつつ、「もう1〜2人、若手からここに割って入るぐらいになってほしかったですね」と、より激しい競争を求めた。
一方で、コート内外でリーダーシップを発揮した吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)の振る舞いには感心しているようで、「(2023年の)ワールドカップでは渡邊雄太選手が鼓舞していたじゃないですか。渡邊雄太選手がいないところで、吉井選手が『プロとはなんぞや』とか、『お金をもらってバスケットをしていることはどういうことか』というのを若手に言ったりしているんですよね。そういうリーダーが出てきているのは朗報だと思います」と話した。
今回のエピソードでは、番組スポンサーである『全国ドライバー応援プロジェクト』の企画で“プロドライバーに学ぶ今日からできるクール習慣”についても語られた。
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