2025.03.25
10月31日(現地時間30日、日付は以下同)、マイアミ・ヒートは敵地でサンアントニオ・スパーズと対戦し、101–107で惜敗を喫した。球団史上初の開幕5連勝を達成したスパーズと対照的に、ヒートは連勝を3で止める結果となった。
序盤から激しい点の取り合いとなったこの試合は、前半だけで6度のリードチェンジを記録するなど互いに譲らぬ展開となった。スパーズの1点リードで試合を折り返すと、後半に流れが一変。後半開始直後スパーズに10–2のランを許したヒートは、第3クォーターをわずか14得点に留め、フィールドゴール成功率21.7パーセントと沈黙した。
第4クォーターでは今シーズン初めてゾーンディフェンスを導入したヒートが19–3の猛攻を仕掛け、試合残り6分44秒で逆転に成功。しかしスパーズにすぐに立て直されると、再びリードを奪い返すことなく試合終了となった。
試合後のインタビューで、ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は以下のように振り返り、勝負所での決定力を強調した。
「今夜は全体的に波があった。終盤の2つのポゼッションでオフェンスリバウンドを取られてしまい、それがどちらもオープンスリーに繋がった。あのリバウンドを取れていれば、終盤の展開は違っていたと思う。結局、勝負所で勝つプレーをできるかどうかが大事なんだ。あと1、2回のローテーションや、あと1つの努力で守り切ることができれば、内容が悪くても勝てる可能性がある。そこが、今日の最大の学びだね」
ヒートはこの試合、主力のノーマン・パウエルとタイラー・ヒーローの2人をケガで欠いて臨んだ。この影響か、ここまでの4試合でリーグトップの平均得点(131.5得点)を誇っていたが、この試合では今シーズン最低の101得点に留まり、オフェンシブレーティング(100ポゼッションあたりの得点を算出し攻撃力を示す指標)も今シーズン最低の102となった。
バム・アデバヨが31得点10リバウンド、アンドリュー・ウィギンズが24得点6リバウンドをマークしそれぞれ奮闘するも、結果には繋がらなかった。ウィギンスは試合後、悔しさを滲ませつつ以下のようにコメントしている。
「リードを奪った後は、それを守り切ることが次の課題になる。チームとしてはよく粘り、テンポを上げてディフェンスでも相手の攻撃を止めていた。でもそれだけじゃダメなんだ。最後までやり切らなければ意味がない」
アウェー4連戦を黒星でスタートしたヒートは、11月3日に敵地でロサンゼルス・レイカーズと対戦する。
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