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ピストンズ、PO初戦で唯一下位シードに敗戦…カニングハム「面白いシリーズになる」

プレーオフ初戦を落としたピストンズのカニングハム(中央) [写真] = Getty Images
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 4月20日(現地時間19日)、「NBAプレーオフ2026」1回戦が行われ、イースタン・カンファレンス首位のデトロイト・ピストンズが同8位のオーランド・マジックに敗れた。

 プレーイン・トーナメントを勝ち上がったマジックの勢いを止められず、1度もリードを奪えないまま最終スコア101-121で敗戦。レギュラーシーズンを順調に駆け抜けトップシードを獲得したピストンズだったが、今プレーオフでは唯一、下位シードに初戦を奪われる結果となった。

 エースのケイド・カニングハムは試合後のインタビューに応じ、落ち着いた表情で次のように語った。

「この敗戦は当然悔しい。でも、シリーズは長いし、僕たちの自信が揺らぐことはない。相手のことは分かっているし、相手も僕たちを理解している。だから、長くて面白いシリーズになるはずだ」

 カニングハムはこの試合、約40分の出場でプレーオフ自己最多の39得点を記録。フィールドゴール成功率48.1パーセント(27本中13本)、3ポイントは8本中3本成功(成功率37.5パーセント)をマークした。一方で、カニングハム以外のメンバーはトバイアス・ハリス(17得点)を除き1ケタ得点に終わり、スターター全員が2ケタ得点を挙げたマジックと比べ、チームオフェンスに課題を残した。

 特に、MIP(最優秀躍進選手賞)の最終候補にも名を連ね、レギュラーシーズンではチーム2位の得点力を誇ったジェイレン・デューレンが精彩を欠いた。スタッツは8得点7リバウンド1アシストにとどまり、プラスマイナス(出場時間帯における得失点差)はチームワーストのマイナス21を記録している。指揮官のJB・ビッカースタッフは、デューレンのパフォーマンスについて次のように振り返った。

「相手はペイントエリアを徹底的に固めてきた。彼に簡単にプレーさせないために多くの選手を配置していた。ピック&ロールを正しく遂行できればスペースは生まれる。今回確認できたことを踏まえ、次戦に向けて準備していく」

 また、ビッカースタッフは次戦に向けてボールムーブメントの重要性を強調した。

「試合の中でボールの動きが停滞する時間帯があった。序盤にリードを許したことで、各ポゼッションで過度なプレッシャーを感じ、すべてを一度に解決しようとしてしまった。良い形を作れていた時間もあったが、それをもっと継続する必要がある」

 チームオフェンスの課題が浮き彫りとなったピストンズ。それでもエースのカニングハムは、試合直後から次戦を見据え、前を向いた。

「このシリーズにはワクワクしているし、このチームがどこまで成長できるか楽しみでもある。この試合から学べることは多いよ。次に進み、もっと良いチームになる」

 ピストンズは今回の敗戦で、2008年から続くプレーオフのホーム連敗記録を「11」に伸ばした。迎える第2戦も再び本拠地での一戦となるが、ピストンズは流れを引き戻し、シリーズを振り出しに戻すことができるか。

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