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ブレイザーズが事業運営部門70名を一斉解雇…新オーナー主導の大規模改革が本格化か

ブレイザーズが従業員を一斉解雇(写真は2025年のもの) [写真] = Getty Images
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 ポートランド・トレイルブレイザーズが、事業運営部門の従業員約70名を解雇した模様。5月20日(現地時間19日)、『The Rose Garden Report』をはじめとした現地メディアが報じている。

 長年『Blazers.com』で担当記者を務めてきたケイシー・ホールダール氏は、自身が解雇対象に含まれていたことをX(旧Twitter)上で明かした。ホールダール氏のコメントは以下の通り。

「報じられている通り、私も18年以上在籍したトレイルブレイザーズを離れることになりました。これまで長年にわたり、私の記事を読んでくださった方々、音声を聴いてくださった方々、動画を見てくださった方々、そして関わってくださったすべての皆さんに、心から感謝しています」

 ブレイザーズの事業運営部門社長であるデュウェイン・ハンキンズ氏は、『The Oregonian』を通じて今回の決定について声明を発表した。

「本日、組織の将来に向けた計画の一環として、事業の複数部門を再編するという難しい決断を下しました。この変更により、長年にわたってトレイルブレイザーズを支えてきた有能な人材に影響が及びました。私たちは、彼らの貢献、リーダーシップ、そしてチームやファン、ポートランドの地域社会へ日々注いできた献身に深く感謝しています。今後は、影響を受けた方々の移行支援に注力するとともに、組織を長期的な成功へ導くことに集中していきます」

 ブレイザーズは、昨年8月に実業家のトム・ダンドン氏が新たに筆頭オーナーへ就任。今回の一斉解雇は、同氏主導による大規模改革の第一歩と見られている。今シーズンのブレイザーズをめぐっては、「滞在先ホテルでのレイトチェックアウト禁止」や「プレーオフでのTシャツ配布中止」、さらには「新ヘッドコーチ候補へのオファー年俸が低額だった」といった報道が相次いだ。こうした動きを受け、SNS上ではダンドン氏に対して「倹約家」や「ケチ」といった批判の声も上がっている。

 ダンドン氏は17日、ポッドキャスト番組『Game Over with Max Kellerman and Rich Paul』に出演し、自身に向けられる批判について言及した。

「私はただ、お金を無駄にしたくないだけなんだ。投資したいんだよ。マッサージ師もたくさん雇うし、最高の食事も用意する。選手たちのケアにはしっかりお金を使う。それが勝利につながるからだ。それは必要な投資なんだ。ただ、ビジネス運営に関して言えば、ポートランドは選手関連費用を除いても、ハリケーンズより年間1億ドル(約145億円)も多く支出している」

 NHLカロライナ・ハリケーンズのオーナーも務める同氏は、ブレイザーズの事業運営には改善の余地があると主張。続けて、「チームを勝たせるための戦力面については予算を気にしていない」と語っている。

 新オーナー体制のもとで大きな転換期を迎えているブレイザーズ。今回の組織再編が、今後の球団運営やチーム作りにどのような影響を及ぼすのか注目が集まる。

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