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最優秀コーチ賞にジョー・マズーラ…“再建期突入”と見られたセルティックスを牽引

最優秀コーチ賞を獲得したセルティックスのジョー・マズーラHC [写真] = Getty Images
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 ボストン・セルティックスジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)が、2025-26シーズンのNBA最優秀コーチ賞(コーチ・オブ・ザ・イヤー)を受賞した。

 今シーズンのセルティックスは、昨シーズンのプレーオフでアキレス腱を断裂したジェイソン・テイタムの長期離脱により、ロスターを大幅に刷新。ドリュー・ホリデー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)やクリスタプス・ポルジンギス(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)ら主力を放出したことで、“再建期に舵を切った”と見られていた。しかし、マズーラは限られた戦力の中でチームを56勝へ導き、イースタン・カンファレンス第2シード獲得に成功した。

 5月27日(現地時間26日、日付は以下同)のウェスタン・カンファレンス・ファイナル第5戦前に出演した現地メディア『NBC』の番組内で、マズーラは今シーズンを次のように振り返っている。

「オフシーズンに何が起ころうと、どんな補強や変化があろうとも、チャンピオンシップへのプロセスこそが最も重要な目標なんだ。そして、そのプロセスを貫くことが大切だと思っている。これは選手たちの功績であり、組織全体の功績でもある」

 “勝利へのプロセス”を重視する姿勢を強調したマズーラは、その考えをシーズン開幕当初からチーム全体へ共有していたことも明かしている。

「今年最初のミーティングの1つで、球団全体に対して『勝利へのプロセスを貫き、外部の雑音に惑わされないようにしよう』と伝えた。最終的に目標には届かなかったが、レギュラーシーズンを通して選手たちは毎日ハングリー精神を持ってやって来たし、そのプロセスを信じて成長し続けようとしていたと思う」

 6月30日に38歳を迎えるマズーラは、1975年のフィル・ジョンソン(当時33歳)以来となる若さでの同賞受賞者となった。また、セルティックスの球団史においてコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞したのは、ビル・フィッチ(1979-80)、トミー・ハインソン(1972-73)、レッド・アワーバック(1964-65)に続き、マズーラが4人目となった。

 マズーラは、セルティックスの指揮官として4シーズンで通算238勝90敗を記録しており、『ESPN』によると、この期間の勝率はリーグ最高とのこと。受賞後、マズーラはコーチングスタッフへの感謝も述べている。

「1勝するためには本当に多くのことが必要なんだ。映像を編集して分析するビデオスタッフ、戦略をまとめるアシスタントコーチたち……。もちろん始まりは選手たちだが、スタッフの存在も欠かせない。家族との時間を犠牲にしてでも日々の勝利のために尽くしてくれる彼らには、一生感謝し続けたい」

 投票では、マズーラが100票中62票の1位票を獲得。計96票に名前が記載され、いずれも今シーズン最多となった。2位にはデトロイト・ピストンズをイースト首位へ導いたJB・ビッカースタッフHC、3位にはサンアントニオ・スパーズのミッチ・ジョンソンHCが入っている。

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